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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書
FUJITSU Software

5.4.7 端末側自ホストシステム定義文(rhost)

rhost定義文は、端末と通信するための自ホストシステムの情報を定義します。

記述形式
rhost  name=rhost資源名
       ipaddr=IPアドレス
      [autoact={yes|no}]
      [hostnm=自ホスト名]
オペランド
name

端末と通信するための自ホストシステム資源の名前(rhost名)を8文字以内で指定します。

ipaddr

端末と通信するための自ホストシステムのIPアドレスをドット表記で指定します。

発呼接続によるTICFコネクションの確立において、本オペランドに指定した一次側のIPアドレスを端末制御装置に通知します。

着呼接続によるTICFコネクションの確立において、本オペランドに指定した一次側のIPアドレスで着呼を受信します。

autoact

NETSTAGE/FICの起動時にrhost資源を活性化するかどうかを指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  yes: 活性化する
  no : 活性化しない

本オペランド省略時は、“yes”が設定されます。

hostnm

端末と接続するためのNETSTAGE/FIC側(一次側)のPU名(ホスト名)を64文字以内で指定します。

発呼接続によるTICFコネクションの確立において、本オペランドに指定した一次側のPU名(ホスト名)を端末制御装置に通知します。本オペランドを省略した場合、端末制御装置には一次側のPU名(ホスト名)を通知しません。

着呼接続によるTICFコネクションの確立において、本オペランドは意味を持ちません。

PU名(ホスト名)として記述できる文字は、以下の文字です。

文字種

表記

英大文字

“A”~“Z”

英小文字

“a”~“z”

数字

“0”~“9”

特殊文字

“#”、“@”、“/”、“-”、“_”

注意

  • ipaddrオペランドは、shost定義文を除く他定義文のIPアドレス指定可能なオペランドの指定値と重複できません。