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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 運用ガイド
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付録C IMAPSでアプリを配布する > C.2 IMAPS業務サーバで配布する > C.2.2 配布環境の構築
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C.2.2 配布環境の構築

配布には、Webアプリケーションで行う方法と、Webサーバを使用する方法があります。

以下の設定を行います。

Webアプリケーションで配布する場合には、IMAPSサーバの認証機能を使用できます。

注意

  • SSL(HTTPS)で自己発行証明書(テスト用サイト証明書)を使用している場合、ブラウザ等でダウンロードできないことがあります。
  • Android版のアプリケーションの場合、SSL(HTTPS)および認証の設定は任意です。
  • iOS版のアプリケーションの場合、認証必須などの決まりがあります。iDEP契約やApple社のドキュメントに従ってください。
  • iOS7.1より、SSL(HTTPS)が前提となります

Webアプリケーションで配布する場合

IMAPS業務サーバのJava EE実行環境、または、Java EE 6実行環境を使用します。

  1. IMAPSサーバの認証機能と連携する場合、以下を参照して認証の設定を行います。

    「2.3 認証機能」「7.1 ユーザー認証機能」

    IMAPSサーバの認証機能を使用しない(認証しない、または、Webアプリケーションや独自の認証を行う)場合は不要です。

  2. Java EE実行環境、または、Java EE 6実行環境にて、SSLや認証の設定を行います。
  3. 「コンテンツの用意」の資材を含むWebアプリケーションを作成します。

    Webアプリケーションでは、Web application deployment descriptor (web.xml)にmimeタイプの設定を行います。

    【設定例】

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

    <web-app xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee"

    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

    xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee

    http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_2_5.xsd"

    version="2.5">

    ・・・

    <mime-mapping>

    <extension>apk</extension>

    <mime-type>application/vnd.android.package-archive</mime-type>

    </mime-mapping>

    <mime-mapping>

    <extension>ipa</extension>

    <mime-type>application/octet-stream</mime-type>

    </mime-mapping>

    <mime-mapping>

    <extension>plist</extension>

    <mime-type>text/xml</mime-type>

    </mime-mapping>

    ・・・

    </web-app>

  4. WebアプリケーションをIMAPS業務サーバのJava EE実行環境またはJava EE 6実行環境に配備します。

    IMAPSサーバの認証機能と連携する場合は、「第8章 IMAPSサーバアプリの運用開始」を参照してください。

設定の反映(IJServerクラスタの起動など)ののち、ダウンロード・インストール可能となります。

【アクセス例】

http(s)://IMAPS業務サーバのホスト名:28090/index.html

ポイント

Java EE実行環境では、「ディレクトリ展開済みアプリケーションの配備」をおこなうことで、再配備せずにコンテンツの追加削除ができます。

Webサーバで配布する場合

IMAPS業務サーバのWebサーバ(Interstage HTTP Server、または、Interstage HTTP Server 2.2)を使用します。

  1. Webサーバの定義ファイル(httpd.conf)にて、SSLや認証の設定を行います。
  2. Webサーバの定義ファイル(httpd.conf)にて、MIMEタイプを設定します。

    【設定例】

    ・・・

    AddType application/vnd.android.package-archive apk

    AddType application/octet-stream ipa

    AddType text/xml plist

    ・・・

  3. 「コンテンツの用意」の資材をWebサーバのドキュメントルート配下に配置します。

    ドキュメントルートは、httpd.confの「DocumentRoot」ディレクティブで設定されています。

設定の反映(Webサーバの再起動など)ののち、ダウンロード・インストール可能となります。

【アクセス例】

http(s)://IMAPS業務サーバのホスト名/index.html

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