Linkexpress Replication optionの状態遷移では、状態遷移プロシジャによりレプリケーションサービスの開始および停止を行います。
状態遷移プロシジャの登録
Linkexpress Replication optionのコマンドによりレプリケーションサービスをリソースとして状態遷移プロシジャを作成し、RMS Wizardによりクラスタアプリケーションに登録を行ってください。
登録するクラスタアプリケーション
状態遷移プロシジャを登録するクラスタアプリケーションは、Symfoware ServerのスクリプトおよびLinkexpressの状態遷移プロシジャが登録されているクラスタアプリケーションに対して行ってください。
レプリケーションのプロセス監視
PRIMECLUSTERにプロセス監視登録を行うことでLinkexpress Replication optionが異常終了したときに切替えを発生させる事ができます。
Symfoware Serverがフェイルオーバ運用の場合、状態遷移プロシジャによるレプリケーションのプロセス監視は登録しないでください。プロセス監視を行うと、レプリケーションプロセスの停止によりDBサーバもフェイルオーバが発生します。
Symfoware Serverがデータベース多重化運用の場合、レプリケーションプロセスが停止した状態で運用を継続するとデータベース多重化システムの可用性に影響を与えるため、Linkexpress Replication optionのコマンドによりレプリケーションのプロセス監視を登録してください。
参照
プロシジャリソースの作成やクラスタシステムへの登録手順について詳細は、“2.4.5 Linkexpress Replication optionの状態遷移プロシジャの登録”を参照してください。
Linkexpress Replication optionのコマンドによるレプリケーションサービスの開始および停止については、“導入運用ガイド”を参照してください。
レプリケーションのプロセス監視の登録手順について詳細は、“2.4.5 Linkexpress Replication optionの状態遷移プロシジャの登録”を参照してください。
レプリケーションサービスの状態遷移プロシジャは、レプリケーションサービスの開始が失敗した場合でも、クラスタアプリケーションの状態遷移を継続します。
ただし、状態遷移を中止させたい、またはレプリケーションサービスの起動をリトライさせたい場合には、lxrepclprocコマンドにより変更することができます。