Linkexpress の状態遷移プロシジャの作成・登録方法については、“Linkexpress クラスタシステム導入説明書”およびソフトウェア説明書を参照してください。
なお、状態遷移プロシジャのサブプロシジャの登録では、注意点があります。詳細は、“2.3.3.1 Linkexpressのサブプロシジャ登録時の注意”を参照してください。
注意
LinuxおよびSolarisの場合、Linkexpressをクラスタ環境に導入する際に使用するコマンド(lxclsetup,lxclsetrsc)では、“BasicApplication”のリソースクラスになるようにオプションを指定してください。コマンドの詳細は“Linkexpress クラスタシステム導入説明書”を参照してください。
ここでは、Linkexpressの状態遷移プロシジャのサブプロシジャを登録する場合に注意する点について説明します。
クラスタシステムでレプリケーション運用を行う場合、Linkexpressの以下のサブプロシジャを登録する必要があります。Linkexpressのサブプロシジャの配置先、および詳細については、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
目的 | サブプロシジャ名 | 処理の内容 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
Windows | Solaris | Linux | |||
業務の再開 | work.bat | work.sh | work.sh | 業務キャンセル・開始で業務再開(注1)(注2) | |
DBサービスの再開 | dbsv.bat | dbsv.sh | dbsv.sh | DBサービスをリセット(注3) | 複写先システムが、クラスタシステムの場合 |
注1) 業務の再開は、lxcanwrkコマンドとlxstrwrkコマンドで行ってください。lxcanwrkコマンドとlxstrwrkコマンドで業務を再開する方法は、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
注2) lxrrnwrkコマンドのrecoveryモードで業務を再開すると、当日分のスケジュールが有効になりません。スケジュール種別に“随時”以外を設定している場合は、lxrrnwrkコマンドのrecoveryモードによる業務の再開を使用しないでください。lxrrnwrkコマンドのrecoveryモードによる業務の再開は、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
注3) DBサービスの再開は、lxrstsvコマンドで行ってください。lxrstsvコマンドのオプションについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。