F.1.3 リストア手順

リストア手順の概要を説明します。

リストア手順の詳細は、「F.2 筐体間バックアップの運用」を参照してください。

運用側装置のNASバックアップボリュームから復旧する場合

運用側装置において、NASバックアップボリュームからNASボリュームへデータをリストアします。

図F.2 リストアの説明図

バックアップ側装置のバックアップボリュームから復旧する場合

運用側装置のNASバックアップボリュームとバックアップ側装置のREC先ボリュームの間にRECセッションが存在する場合
1. バックアップ側装置において、バックアップボリュームから逆方向のQuickOPCでREC先ボリュームにデータをコピーします。
2. REC先ボリュームから運用側装置のNASバックアップボリュームに逆方向のRECによるコピーで復旧します。
3. 運用側装置において、NASバックアップボリュームからNASボリュームへデータをリストアします。
  図F.3 リストアの説明図
運用側装置のNASバックアップボリュームとバックアップ側装置のREC先ボリュームの間にRECセッションが存在しない場合
1. バックアップ側装置のバックアップボリュームを運用側装置のNASバックアップボリュームへRECでコピーします。
2. 運用側装置において、NASバックアップボリュームからNASボリュームへデータをリストアします。
  図F.4 リストアの説明図

待機側装置に切り替えて復旧する場合

待機側装置において、NASバックアップボリュームからNASボリュームへデータをリストアします。または、NASバックアップボリュームをマウントします。

図F.5 リストアの説明図