抽出元データベースがNDBの場合、上位階層のレコードを含めて連携対象にできます。
NDBのパス選択の操作は、レコード確定後に実施し、抽出するNDBパスを選択します。NDBのパス選択の操作を"図33.9 NDBのパス選択"に示します。
図の説明
抽出ビューにおいて、抽出対象のレコードを右クリックして表示されるポップアップメニューから[NDBパス選択]を選択すると、NDBパス選択エディタが表示されます。
NDBパス選択エディタで上位レコードとセット(矢印)をクリックします。さらに、もう一度クリックすることで赤色の表示となり選択が終了します。
ツールバーの[NDBパス選択]ボタンを押下してパスの選択を確定します。このとき、抽出ビューの編集対象のレコードのASKEYに選択したパスに応じてレコードとその配下のデータ項目が表示されます。
抽出ビューのASKEYのレコードをクリックすると、抽出詳細ビューにレコード配下のデータ項目一覧が表示されるので、抽出するデータ項目を選択します。
すべてのレコードへのレコード編集およびNDBのパス選択が終了した場合、ツールバーの[抽出時データ項目確定]ボタンを押下して抽出するデータ項目を確定します。このとき、反映ビューのOUTTABLEに確定したレコードおよびデータ項目が表示されます。
なお、反映ビューのOUTTABLEのスキーマ名およびレコード名は、抽出元の名前の先頭に"N"(NDBの場合)、"R"(RDBの場合)、"V"(VSAMの場合)がそれぞれ付加されて表示されます。
留意事項
選択できないセット(矢印)やレコードは灰色で表示されます。
H型の階層構造の場合、重なっているセットは橙色の矢印で表示されます。また、重なっているセットは移動しないと選択できません。
レコードおよび重なっているセット(橙色の矢印)の位置は移動することができます。
パス選択を中断する場合や他のレコードのパス選択をしたい場合は、[NDBパス選択]タブの閉じるボタンを押下してNDBパス選択エディタを閉じてください。
パス選択を取り消したい場合や変更する場合は、もう一度NDBパス選択エディタで操作してください。