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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

33.2 操作フェーズと可能な操作

DB連携定義ツールの操作単位は、複数の操作フェーズに分かれています。各操作フェーズで行える操作が決まっています。操作フェーズの種類を"表33.1 操作フェーズ"に示します。

表33.1 操作フェーズ

操作フェーズ

説明

プロジェクト作成フェーズ

プロジェクトの作成を行い定義生成の準備をするフェーズです。

レコード選択フェーズ

グローバルサーバのDB定義を移入し、抽出対象とするレコードを選択するフェーズです。

抽出時データ項目編集フェーズ

必要に応じて抽出対象のレコードの編集を行うフェーズです。

反映時データ項目編集フェーズ

必要に応じて反映対象のレコードの編集を行うフェーズです。

定義生成フェーズ

定義生成の準備が整い定義生成を行うフェーズです。

操作フェーズは操作の切れ間により遷移します。操作の切れ間には以下のものがあり、操作の完了やツールバー上のボタンで遷移します。

本節では、操作について以下の順に説明します。

操作フェーズと可能な操作

DB連携定義ツールの操作の流れと操作フェーズの関係を"図33.2 DB連携定義ツールの操作フェーズ"に示します。

図33.2 DB連携定義ツールの操作フェーズ

該当プロジェクトの操作中に実施可能な操作を"表33.2 操作フェーズと可能な操作"に示します。

表33.2 操作フェーズと可能な操作

操作

操作フェーズ

備考

プロジェクト作成フェーズ

レコード選択フェーズ

抽出時データ項目編集フェーズ

反映時データ項目編集フェーズ

定義生成フェーズ

環境作成

プロジェクトの作成(操作)

プロジェクト作成

×

×

×

×

  

プロジェクトを開く

×

×

×

×

  

プロジェクト終了

×

  

プロジェクト情報変更

×

以下の情報は変更不可。

  • プロジェクト名

  • AIMディレクトリID

  • 反映プラットフォーム

  • 反映先データベース種別

  • 反映先データベースのコード系

  • 初期連携定義の生成有無

プロジェクト複写

×

×

×

×

  

プロジェクト削除

×

×

×

×

  

プロジェクト上書き保存

×

×

レイアウト編集エディタおよびNDBパス選択エディタ使用中は不可。

定義移入

定義の移入

DB定義移入

×

×

×

×

  

スキーマ削除

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

NDBスキーマ確認

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

プロパティ

×

×

×

DB定義移入後に可能。

レコードの選択

レコードの選択

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

レコードの選択解除

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

レコード確定

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

定義編集

レコード確定解除

×

×

  

レコードの編集

レイアウト編集(開始・確定・取消し)

×

×

×

×

NDBパス選択の前に実施要。

レイアウト削除

×

×

×

×

  

NDBのパス選択

NDBパス選択

×

×

×

×

  

NDBパス選択解除

×

×

×

×

  

抽出時データ項目確定

×

×

×

×

  

抽出時データ項目確定解除

×

×

×

  

項目の選択

反映対象項目の選択

×

×

×

×

  

反映対象項目の選択解除

×

×

×

×

  

名前の変更

スキーマ名の変更

×

×

×

×

  

表名の変更

×

×

×

×

  

列名の変更

×

×

×

×

  

キーの指定

×

×

×

×

  

データベースの追加

表追加

×

×

×

×

  

表削除

×

×

×

×

  

反映時データ項目確定

×

×

×

×

  

定義生成

反映時データ項目確定解除

×

×

×

×

  

DB連携定義の生成

全定義(抽出定義および反映定義)

×

×

×

×

  

抽出定義

×

×

×

×

  

反映定義

×

×

×

×

  

表示

プロジェクトビュー

×

×

×

×

  

抽出ビュー

×

×

×

  

抽出詳細ビュー

×

×

×

  

NDBスキーマ確認ビュー

×

×

×

×

  

レイアウト編集エディタ

×

×

×

  

NDBパス選択エディタ

×

×

×

  

反映ビュー

×

×

×

×

  

反映詳細ビュー

×

×

×

×

  

○:操作可能

×:操作不可能

各資源から実施可能な操作

各資源から実施可能な操作について以下に説明します。

プロジェクトビューでの操作

プロジェクトビューで可能な操作を以下に示します。

プロジェクト作成フェーズ

プロジェクト作成フェーズで可能な操作を"表33.3 プロジェクト作成フェーズで可能な操作"に示します。

表33.3 プロジェクト作成フェーズで可能な操作

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクトを開く

プロジェクトを開きます。

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

プロジェクト複写

プロジェクトに属する資源を複写します。

プロジェクト削除

プロジェクトに属する資源を削除します。

抽出ビューでの操作

抽出ビューで可能な操作を以下に示します。

レコード選択フェーズ
DB定義移入前

レコード選択フェーズのDB定義移入前に可能な操作を"表33.4 レコード選択フェーズ(DB定義移入前)で可能な操作"に示します。

表33.4 レコード選択フェーズ(DB定義移入前)で可能な操作

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

DB定義移入後

レコード選択フェーズのDB定義移入後に可能な操作を"表33.5 レコード選択フェーズ(DB定義移入後)で可能な操作"に示します。

表33.5 レコード選択フェーズ(DB定義移入後)で可能な操作

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

クリック

抽出詳細ビューにプロジェクトに属するデータベース種、スキーマ、レコードを表示します。

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

データベース種

クリック

抽出詳細ビューにデータベース種に属するスキーマ、レコードを表示します。

スキーマ

クリック

抽出詳細ビューにスキーマに属するレコードを表示します。

右クリック

スキーマ削除

選択したスキーマを削除します。

プロパティ

ダイアログに定義移入時の日時を表示します。NDBおよびRDBの場合には、定義更新日時も表示します。また、初期連携定義を生成するとき、VSAMのデータセット種別を表示します。

レコード(テーブル)

右クリック

NDBスキーマ確認

NDBスキーマ確認ビューを表示します。

抽出時データ項目編集フェーズ

抽出時データ項目編集フェーズで可能な操作を"表33.6 抽出時データ項目編集フェーズで可能な操作"に示します。

表33.6 抽出時データ項目編集フェーズで可能な操作

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

スキーマ

右クリック

プロパティ

ダイアログに定義移入時の日時を表示します。NDBの場合には、定義更新日時も表示します。

レコード(テーブル)

クリック

抽出詳細ビューにレコードに属するデータ項目を表示します。

右クリック

レイアウト編集開始

レイアウト編集エディタを表示し、編集を開始します。

レイアウト編集確定

編集を確定し、レイアウト編集エディタを終了します。

レイアウト編集取消し

編集を取り消し、レイアウト編集エディタを終了します。

NDBパス選択

NDBパス選択エディタを表示します。

反映ビューでの操作

反映ビューで可能な操作を以下に示します。

反映時データ項目編集フェーズ

反映時データ項目編集フェーズで可能な操作を"表33.7 反映時データ項目編集フェーズで可能な操作"に示します。

表33.7 反映時データ項目編集フェーズで可能な操作

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

INTABLEのレコード(テーブル)

右クリック

表追加

データベースを追加します。

OUTTABLEのレコード(テーブル)

クリック

テーブルビューにスキーマ、表名、列名、データ属性、NOT NULL属性およびPRIMARY KEYを表示します。