クラスタサービスの環境削除の項目は、以下のとおりです。
TRO用のディスクリソースの確認
リソースのオフライン
リソースの削除
TRM環境の削除
環境削除の作業の流れは"図28.35 環境削除の手順"のとおりです。
TRO用のディスクリソースの確認
TROの環境を削除する場合、TRO用のディスクリソースがオンラインになっているノードで資源を削除することになります。資源の削除は、ディスクリソースがオンラインになっていれば、どちらのノードでも行えます。
リソースのオフライン
逐次差分反映および逐次差分反映サービスを停止します。そのあと、フェールオーバー クラスタ管理を使用して、以下のリソースをオフラインにします。
TRMサービスの起動
JournalTransferサービスの起動
TROサービスの起動
逐次差分反映の起動
逐次差分反映の停止制御
逐次差分反映および逐次差分反映サービスの停止については、"5.1.4 システムの停止"を参照してください。
リソースの削除
フェールオーバー クラスタ管理を使用して、以下のリソースを削除します。
TRMサービスの起動
JournalTransferサービスの起動
TROサービスの起動
逐次差分反映の起動
逐次差分反映の停止制御
TRM環境の削除
TRMの環境を運用系ノード、待機系ノードともに削除します。双方のノードの環境削除順序は問いません。TRM環境を削除するときには、TRO用のディスクリソースはオンラインの状態でなければなりません。