メッセージとは、アプリケーションが交換するデータの単位です。メッセージは、1~2088960バイトの可変長のデータであり、その内容がシステムによって変更されることはありません。
メッセージ交換
メッセージキューを介してメッセージ交換を行います。
TRMによるメッセージキューを介したメッセージ交換には、以下の特徴があります。
片方のアプリケーションが停止している状態でも、メッセージを交換できます。これにより、各アプリケーションは相手側の状態に関係なく運用を継続できます。
メッセージはディスク上のメッセージキューに保存されるため、システムが停止した場合でも、データは失われることはありません。TRMおよびアプリケーションを起動することにより、業務を継続できます。
メッセージ交換の流れを"図16.1 メッセージ交換の流れ"に示します。
なお、メッセージ交換を行うためには、事前にメッセージキューを作成しておく必要があります。メッセージキューの詳細については、"16.2 メッセージキュー管理"を参照してください。