逐次差分反映機能では入力したデータを編集できます。対応する編集内容は以下のとおりです。
データの編集はDBサービス定義に従って行われます。DBサービス定義については、"2.3 DBサービス定義機能"を参照してください。
上記以外のデータの編集については、各データベース製品のトリガを利用します。トリガの利用の詳細については、各データベース製品のマニュアルを参照してください。また、トリガを利用する場合の参考資料として"A.3 トリガによるユーザ独自の編集について"を記述しています。
逐次差分反映機能では入力したデータをコード変換できます。
コード変換は、Linkexpressの高速コード変換プログラム(hsconv)を使って行います。
変換可能なコード系の組み合わせを、"表2.1 変換可能なコード系の組み合わせ"に示します。
それぞれの詳細については、Linkexpressのマニュアルを参照してください。
出力コード系 | |||||
---|---|---|---|---|---|
シフトJIS(MS) | EUC(S90) | Unicode | Unicode | ||
入力 | JEF-EBCDIC(ASCII) | ○ | ○ | ○ | × |
JEF-EBCDIC(カナ) | ○ | ○ | ○ | × |
○:変換可能 ×:変換不可能
※:"JIS X 0213:2004"に準拠したコード系(Linkexpress V5.0L11以降に同梱されている高速変換プログラム(hsconv)が必要)
コード変換テーブルとして以下を使用できます。また、コード変換テーブルはカストマイズできます。
変換型サポートテーブル(字形重視と領域重視)
縮退変換テーブル
なお、縮退変換テーブルは、出力コード系がシフトJISの場合だけ使用できます。詳細については、Linkexpressのマニュアルを参照してください。
また、コード変換エラー時の代替文字の指定などをカストマイズできます。詳細については、"4.3.2 DB動作環境定義の作成"およびLinkexpressのマニュアルを参照してください。