環境変数設定ファイルには、アプリケーションサーバ、データベースサーバ、およびアプリケーションサーバとデータベースサーバを兼ねているマシン上で、コマンドおよびInterstage管理コンソールで処理を実行する場合の環境変数の設定を記述します。
本ファイルでは、JMSおよびJDBCの環境設定を行うことができます。
本ファイルを適切に編集することにより、コマンドおよびInterstage管理コンソールは正常に動作します。
環境変数設定ファイルの修正方法を以下に説明します。
なお、環境変数設定ファイルに設定する値については、“2.1.1.2 JDBCの環境設定”、“2.1.1.3 JMSの環境設定”、および“2.1.1.4 データベースの環境設定”を参照してください。
ポイント
環境変数設定ファイルのデフォルトの記述では、各設定値のインストールディレクトリは/optとしています。インストール先が/optではない場合、またはネットワーク上の別サーバの場合など、使用するマシンの環境に合わせて、修正してください。
◆ファイル名:
/opt/FJSVibs/etc/def/apfwenv.conf |
◆ファイル内情報:
環境変数設定ファイルは、以下の形式で値を設定します。
環境変数 = 設定値 |
半角のシャープ(#)を指定した場合は、その行中のシャープ文字以降はコメントとして扱われます。また、空行は解析時に無視されます。
◆記述例:
# comment PATH = /opt/FSUNrdb2b/bin |
# comment PATH = /opt/FJSVrdb2b/bin |
◆環境変数:
以下に設定可能な環境変数について説明します。
環境変数 | 説明 |
---|---|
PATH | 環境変数PATHに設定する値を設定値に記述してください。 |
LD_LIBRARY_PATH | 環境変数LD_LIBRARY_PATHに設定する値を設定値に記述してください。 |
CLASSPATH | 環境変数CLASSPATHに設定する値を設定値に記述してください。 |
ORACLE_BASE | Oracleのインストールディレクトリ構造の基本となるディレクトリを設定値に記述してください。 本項目はOracle利用時だけ設定する必要があります。 |
ORACLE_HOME | Oracle ソフトウェアが格納されているディレクトリを設定値に記述してください。 本項目はOracle利用時だけ設定する必要があります。 |
APFW_DBCHNL_NSINFO | データベース連携用のイベントチャネルをクラスタで使用する場合は、クラスタの引継ぎIPアドレスに対応するホスト名を設定値に記述してください。 本項目はアプリケーションサーバで設定する必要があります。 |
◆設定値:
設定値が複数ある場合は、区切り文字として“:”を使用してください。
PATH = /opt/FJSVj2ee/bin:/opt/FJSVjms/bin |
設定値に空白が含まれる場合には、設定値をすべて二重引用符で括ってください。
LD_LIBRARY_PATH = "/opt/rdb symfo/FJSVrdb2b/lib" |
PATH、LD_LIBRARY_PATH、CLASSPATHについては同じ環境変数の設定を複数行記述することが可能です。
本例では、すべてのPATHの値が有効となります。
PATH = /opt/FJSVj2ee/bin PATH = /opt/FJSVjms/bin |
注意
ORACLE_HOME、ORACLE_BASE、APFW_DBCHNL_NSINFOについては同じ環境変数を複数記述した場合、先に設定した値が有効となります。
◆変更可能な環境設定項目:
環境変数設定ファイルでは、以下の動作環境について、環境変数の設定値を変更することができます。
注意
環境変数設定ファイルに値を記述する際の文字コードは、使用するOSの文字コード系にあわせてください。
◆環境変数設定ファイルの設定例:
環境変数設定ファイルには、JDBC環境およびJMS環境の設定があらかじめ省略値として記載されています。
以下に、インストール時の環境変数設定ファイルの内容を説明します。
ポイント
設定例はSolaris(64bit)の場合です。プラットフォーム毎に記載内容は異なります。
############################### ########## AP Server ########## ############################### (以降、サーバ種別がアプリケーションサーバの場合) #--------------------------------------------------# ##### JDBC=Symfoware JDK/JRE6.0 (注1) #(Symfowareを利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# #--------------------------------------------------# ##### JDBC=Oracle11gR2_thin JDK/JRE6.0 (注2) #(Oracle11g、thinドライバを利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# #--------------------------------------------------# ##### JDBC=Oracle11gR2_oci, JDK/JRE6.0 (注3) #(Oracle11g、ociドライバを利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# ############################### ########## DB Server ########## ############################### (以降、サーバ種別がデータベースサーバの場合) #--------------------------------------------------# ##### DB=Symfoware (注4) #(Symfowareを利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# #--------------------------------------------------# ##### DB=Oracle11gR2 (注5) #(Oracle11gR2を利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# ################################## ########## AP/DB Server ########## ################################## (以降、アプリケーションサーバ、およびデータベースサーバ兼用の場合) #--------------------------------------------------# ##### DB=Symfoware (注6) #(Symfowareを利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# #--------------------------------------------------# ##### DB=Oracle11gR2, JDK/JRE6.0 (注7) #(Oracle11gR2を利用する場合の設定) #--------------------------------------------------# |
以下に、ファイルの内容を説明します。
アプリケーションサーバ機能だけを利用するサーバでは、注1から注3までの記述のうち、条件に合致するものを選択して利用してください。
データベースサーバ機能だけを利用するサーバでは、注4から注5までの記述のうち、条件に合致するものを選択して利用してください。
アプリケーションサーバ機能とデータベースサーバ機能を1台のサーバに共存させる場合には、注6から注7までの記述のうち、条件に合致するものを選択して利用してください。
データベースにOracleを利用する場合、ORACLE_HOME、ORACLE_BASEに合わせて、PATH、LD_LIBRARY_PATH、CLASSPATHの設定値も編集してください。環境変数設定ファイルの設定値変更の方法については、“■環境変数設定ファイルの設定値を変更する場合”を参照してください。
注意書きの番号 | サーバ種別 | JDBC/データベース種別 |
---|---|---|
注1 | アプリケーションサーバ | 同梱のSymfoware/RDBまたはSymfoware Server |
注2 | アプリケーションサーバ | Oracle11g |
注3 | アプリケーションサーバ | Oracle11g |
注4 | データベースサーバ | 同梱のSymfoware/RDBまたはSymfoware Server |
注5 | データベースサーバ | Oracle11g |
注6 | アプリケーションサーバおよびデータベースサーバ兼用のサーバ | 同梱のSymfoware/RDBまたはSymfoware Server |
注7 | アプリケーションサーバおよびデータベースサーバ兼用のサーバ | Oracle11g |
■環境変数設定ファイルの設定値を変更する場合
インストール時の環境変数設定ファイルでは、サーバ種別がアプリケーションサーバで、Symfowareを利用する場合の設定が有効になっています。
他の設定を使用する場合には、不要な設定の定義行の先頭にシャープ(#)を付加し、無効にしてください。また、有効とする設定の定義行の先頭にシャープ(#)が付加されている場合には、取り除いてください。
インストールディレクトリの変更などにより、設定値のパスと実際のパスが異なっている場合には、実際のパスに合わせて設定値を変更してください。
以下に、サーバ種別がアプリケーションサーバで、Oracle11gR2のthinドライバを利用する場合の設定を有効にする環境設定例を示します。
ポイント
設定例はSolaris(64bit)の場合です。プラットフォーム毎に記載内容は異なります。
############################### ########## AP Server ########## ############################### #--------------------------------------------------# ##### JDBC=Symfoware ### JMS #PATH = /opt/FJSVj2ee/bin:/opt/FJSVjms/bin:/opt/FJSVrdb2b/bin (注1) #CLASSPATH = /opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar:/opt/FJSVes/lib/esnotifyjava4.jar:/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar:/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar:/opt/FJSVots/lib/fjtsclient.jar (注1) #LD_LIBRARY_PATH =/opt/FJSVod/lib:/opt/FJSVjms/lib (注1) ### JDBC #CLASSPATH = /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar (注1) #LD_LIBRARY_PATH = /opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin (注1) #--------------------------------------------------# #--------------------------------------------------# ##### JDBC=Oracle11_thin ### JMS PATH = /opt/FJSVj2ee/bin:/opt/FJSVjms/bin (注2) CLASSPATH = /opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar:/opt/FJSVes/lib/esnotifyjava4.jar:/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar:/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar:/opt/FJSVots/lib/fjtsclient.jar (注2) LD_LIBRARY_PATH =/opt/FJSVod/lib:/opt/FJSVjms/lib (注2) ### JDBC CLASSPATH = /opt/oracle/product/11.2.0/db_1/jdbc/lib/ojdbc6.jar:/opt/oracle/product/11.2.0/db_1/jlib/orai18n.jar (注2) #--------------------------------------------------# (以下略) |
注1) 先頭行にシャープ(#)を付加してコメントにし、設定を無効とした例です。
注2) 先頭行からシャープ(#)を取り除き、設定を有効とした例です。
環境変数設定ファイルに記述するJDBCの環境設定値を以下に説明します。
■JDBC環境の設定値
◆同梱のSymfoware/RDBまたはSymfoware Serverを使用する場合
以下の項目を、環境変数設定ファイルに設定してください。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ/FSUNrdb2b/lib(注1) |
JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/bin(注1) | |
/etc/opt/FSUNiconv/lib(注2) | |
CLASSPATH | JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar(注1) または JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar(注1)(注4) |
LD_PRELOAD(注3) | /etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so |
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ/FSUNrdb2b/lib(注1) |
JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/bin(注1) | |
CLASSPATH | JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar(注1) または JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar(注1)(注4) |
LD_PRELOAD(注3) | /opt/FJSVrdb2b/lib/librdb2bicv64.so |
注1) 以下のディレクトリのデフォルトは、/optです。
FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ
FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ
JDBCドライバインストール先ディレクトリ
注2) Symfoware V9.0.0以降では設定不要です。
注3) Symfoware V9.0.0以降では設定不要です。アプリケーションサーバのロケールがja_JP.UTF-8以外の環境から、文字コード系がUNICODEのデータベースにアクセスする場合に、業務処理実行アプリケーションおよび業務処理開始アプリケーションのIJServerの環境変数、またはJavaアプリケーションの環境変数に設定します。
注4) 業務処理開始アプリケーション、または業務処理実行アプリケーションでSymfoware ServerのJDBC3.X対応ドライバがサポートするAPIを使用する場合に、IJServerのクラスパス、またはJavaアプリケーションの環境変数CLASSPATHに設定します。
コマンド実行シェルに環境変数を設定する場合の設定例を以下に示します。
bash、Bシェル、およびKシェルの場合
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNrdb2b/lib:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH CLASSPATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:$CLASSPATH ; export CLASSPATH |
csh、tcshの場合
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:$LD_LIBRARY_PATH setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:$CLASSPATH |
bash、Bシェル、およびKシェルの場合
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH CLASSPATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:$CLASSPATH ; export CLASSPATH |
csh、tcshの場合
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:$LD_LIBRARY_PATH setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:$CLASSPATH |
◆Oracleを使用する場合
以下の項目を環境変数設定ファイルに設定してください。
環境変数 | Oracleの バージョン | 設定値 |
---|---|---|
CLASSPATH | Oracle11g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc6.jar |
OCIドライバを使用する場合には、上記の設定に加えて以下の設定が必要です。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | Oracleのインストールディレクトリ/lib |
ORACLE_HOME | Oracleソフトウェアが格納されているディレクトリ |
環境変数 | Oracleの バージョン | 設定値 |
---|---|---|
CLASSPATH | Oracle10g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc6.jar |
Oracle11g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc6.jar |
OCIドライバを使用する場合には、上記の設定に加えて以下の設定が必要です。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH(注1) | Oracleのインストールディレクトリ/lib32 |
Oracleのインストールディレクトリ/lib | |
ORACLE_HOME | Oracleソフトウェアが格納されているディレクトリ |
(注1)LD_LIBRARY_PATHは上記表に記載している順序で設定してください。
環境変数 | Oracleの バージョン | 設定値 |
---|---|---|
CLASSPATH | Oracle11g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ ojdbc6.jar |
OCIドライバを使用する場合には、上記の設定に加えて以下の設定が必要です。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | Oracleのインストールディレクトリ/lib |
ORACLE_HOME | Oracleソフトウェアが格納されているディレクトリ |
環境変数 | Oracleの バージョン | 設定値 |
---|---|---|
CLASSPATH | Oracle10g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ ojdbc6.jar |
Oracle11g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ ojdbc6.jar |
OCIドライバを使用する場合には、上記の設定に加えて以下の設定が必要です。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | Oracleのインストールディレクトリ/lib |
ORACLE_HOME | Oracleソフトウェアが格納されているディレクトリ |
コマンド実行シェルに環境変数を設定する場合の設定例を以下に示します。設定値は、Oracle11gのociドライバおよびJDK/JRE6.0を利用し、Oracleのインストールディレクトリが“/opt/oracle/product/11.2.0/db_1”の場合の例です。
bash、Bシェル、およびKシェルの場合
ORACLE_HOME=/opt/oracle/product/11.2.0/db_1 ; export ORACLE_HOME LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib32:$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH CLASSPATH=$ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar:$ORACLE_HOME/jlib/orai18n.jar:$CLASSPATH; export CLASSPATH |
csh、tcshの場合
setenv ORACLE_HOME /opt/oracle/product/11.2.0/db_1 setenv LD_LIBRARY_PATH $ORACLE_HOME/lib32:$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv CLASSPATH $ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar:$ORACLE_HOME/jlib/orai18n.jar:$CLASSPATH |
bash、Bシェル、およびKシェルの場合
ORACLE_HOME=/opt/oracle/product/11.2.0/db_1 ; export ORACLE_HOME LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH CLASSPATH=$ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar:$ORACLE_HOME/jlib/orai18n.jar:$CLASSPATH ; export CLASSPATH |
csh、tcshの場合
setenv ORACLE_HOME /opt/oracle/product/11.2.0/db_1 setenv LD_LIBRARY_PATH $ORACLE_HOME/db_1/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv CLASSPATH $ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar:$ORACLE_HOME/jlib/orai18n.jar:$CLASSPATH |
環境変数設定ファイルに記述するJMSの環境設定値を以下に説明します。
■JMS環境の設定値
◆JDK/JRE6を使用する場合
以下の項目を環境変数設定ファイルに設定してください。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
PATH | /opt/FJSVj2ee/bin |
/opt/FJSVjms/bin | |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FSUNod/lib |
/opt/FJSVjms/lib | |
CLASSPATH | /opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar |
/opt/FJSVes/lib/esnotifyjava4.jar | |
/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar | |
/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar | |
/opt/FSUNots/lib/fjtsclient.jar |
環境変数 | 設定値 |
---|---|
PATH | /opt/FJSVj2ee/bin |
/opt/FJSVjms/bin | |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FJSVod/lib |
/opt/FJSVjms/lib | |
CLASSPATH | /opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar |
/opt/FJSVes/lib/esnotifyjava4.jar | |
/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar | |
/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar | |
/opt/FJSVots/lib/fjtsclient.jar |
注意
環境変数LD_LIBRARY_PATHに、以下のパスを指定しないでください。指定した場合にはJMSは動作しません。
/opt/FSUNod/lib/nt |
/opt/FJSVod/lib/nt |
環境変数設定ファイルに記述するデータベースの環境設定値を以下に説明します。
■データベース環境の設定値
◆同梱のSymfoware/RDBまたはSymfoware Serverを使用する場合
以下の項目を、環境変数設定ファイルに設定してください。
環境変数 | 設定値 |
LD_LIBRARY_PATH | FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ/FSUNrdb2b/lib(注1) |
JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/bin(注1) | |
/etc/opt/FSUNiconv/lib(注2) | |
CLASSPATH | JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar(注1) |
環境変数 | 設定値 |
LD_LIBRARY_PATH | FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ/FSUNrdb2b/lib(注1) |
JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/bin(注1) | |
CLASSPATH | JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar(注1) |
注1) 以下のディレクトリのデフォルトは、/optです。
FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ
FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ
JDBCドライバインストール先ディレクトリ
注2) Symfoware V9.0.0以降では設定不要です。
◆Oracleを使用する場合
以下の項目を環境変数設定ファイルに設定してください。
環境変数 | Oracleの バージョン | 設定値 |
---|---|---|
CLASSPATH | Oracle10g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc6.jar |
Oracle11g | Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc6.jar |
環境変数 | 設定値 |
ORACLE_BASE | Oracleのインストールディレクトリ構造の基本となるディレクトリ |
ORACLE_HOME | Oracleソフトウェアが格納されているディレクトリ |