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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 運用ガイド
FUJITSU Storage

G.2.2 システム構成

オンラインバックアップ運用では、バックアップサーバを用いてバックアップするため、業務サーバとは別に、バックアップサーバが必要です。したがって、2台以上のサーバ構成にする必要があります。

レプリケーション運用

レプリケーション運用を行う場合のシステム構成を説明します。

図G.2 レプリケーション運用構成例

構成例詳細

業務用のストレージプールを構成する物理DISKは1本で、DISK全体を登録しています。

バックアップはバックアップ用ストレージプールを含めて、最大2世代保存します。

  • 業務サーバ(管理対象サーバ): SV

  • バックアップサーバ (運用管理サーバ): BKSV(AdvancedCopy Managerへの登録名)

  • 業務用ストレージプール: STP1

  • バックアップ用ストレージプール: STP1

  • ディスク

    物理ディスク

    接続サーバ

    デバイス種別

    デバイス名

    用途(ストレージプール)

    業務VOL

    SV

    LU

    c1t1d1

    業務用ストレージプール(STP1)

    バックアップVOL-1

    BKSV

    LU

    c2t1d11

    バックアップ用ストレージプール(STP1)

    バックアップVOL-2

    BKSV

    スライス

    c2t1d12s1

    バックアップボリューム

AdvancedCopy Manager CCM運用

AdvancedCopy Manager CCM運用を行う場合のシステム構成を説明します。

図G.3 AdvancedCopy Manager CCM運用構成例

構成例詳細

業務用のストレージプールを構成する物理DISKは1本で、DISK全体を登録しています。

バックアップはバックアップ用ストレージプールを含めて、最大2世代保存します。

  • 業務サーバ: SV

  • CCMサーバ: BKSV

  • 業務用ストレージプール: STP1

  • バックアップ用ストレージプール: STP1

  • ディスク

    物理ディスク

    接続サーバ

    LU番号

    デバイス種別

    デバイス名

    用途(ストレージプール)

    業務VOL

    SV

    0x01

    LU

    c1t1d1

    業務用ストレージプール(STP1)

    バックアップVOL-1

    BKSV

    0x11

    LU

    c2t1d11

    バックアップ用ストレージプール(STP1)

    バックアップVOL-2

    0x12

    LU

    バックアップボリューム