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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.1 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

5.2 QoS自動化に関するパラメーターの決定

QoS自動化機能のパラメーターとして以下の値を決定します。

目標値は、以下の手順により決定します。

  1. 抽出したボリュームのQoS自動化優先度または目標レスポンスタイム(単位ミリ秒)を決定します。
    目標値の決定に関しては、「5.2.1 QoS自動化優先度の決定」および「5.2.2 目標レスポンスタイムの決定」を参照してください。

  2. QoS自動化機能およびストレージ自動階層制御の両方を利用してI/O性能の自動チューニングを行う場合は、QoS自動化階層制御機能をオンに設定してください。

業務アプリケーション形態を例にQoS自動化に関するパラメーターの設定例を後述します。

ここでは、業務アプリケーションを運用している以下の環境に対して、性能目標値による自動チューニングの導入を説明します。

図5.1 業務アプリケーションの運用形態