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ETERNUS SF Express 16.0/ ETERNUS SF Storage Cruiser 16.0/ ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

8.2.3 バックアップ管理機能の操作

8.2.3.1 バックアップ管理の有効化

AdvancedCopy Managerのバックアップ管理機能を利用できるサーバとして設定する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. アクションペインで、[バックアップ管理]の下にある[有効]をクリックします。

8.2.3.2 業務ボリューム/バックアップボリュームの設定

サーバに接続されているデバイスをAdvancedCopy Managerの業務ボリューム/バックアップボリュームとして設定する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. アクションペインで、[デバイスタイプ]の下にある[業務ボリュームとして設定](または[バックアップボリュームとして設定])をクリックします。
    情報確認画面が表示されます。

  6. 情報を確認したあと、画面右下の[設定]ボタンをクリックします。

ポイント

AdvancedCopy Managerの業務ボリューム/バックアップボリュームとして設定できるデバイスは、以下の条件を満たすデバイスです。

  • 「デバイスタイプ」が"Unassigned"である、かつ

  • 「レプリケーションで使用」が"No"である

8.2.3.3 業務ボリュームの表示

業務ボリュームを表示する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。
    デバイスの一覧が、メインペインに表示されます。このうち、「デバイスタイプ」が"Transaction"と表示されているデバイスが業務ボリュームです。

業務ボリュームの詳細情報を表示するには、デバイスの「装置名」部分をクリックします。

8.2.3.4 業務ボリューム/バックアップボリュームの解除

業務ボリューム/バックアップボリュームとしての設定を解除する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。
    デバイスの一覧が、メインペインに表示されます。

  5. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

  6. アクションペインで、[デバイスタイプ]の下にある[ボリュームタイプの解除]をクリックします。
    情報確認画面が表示されます。

  7. 情報を確認したあと、画面右下の[解除]ボタンをクリックします。

8.2.3.5 バックアップポリシーの設定/表示/削除

業務ボリュームにバックアップポリシーを設定する手順、業務ボリュームに設定されているバックアップポリシーを表示/削除する手順は、以下のとおりです。
バックアップポリシーを表示する場合は、手順4までを実施します。
そのほかの場合は、手順5以降も実施します。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。
    それぞれの業務ボリュームに設定されているバックアップポリシー(バックアップ保存世代数、間隔)が、メインペインに表示されます。

  5. 作業目的ごとに、以下の手順を実施します。

    バックアップポリシーの設定
    1. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

    2. アクションペインで、[バックアップポリシー]の下にある[バックアップポリシーの設定]をクリックします。
      情報入力画面が表示されます。

    3. 必要な情報を入力したあと、画面右下の[設定]ボタンをクリックします。

    バックアップポリシーの削除
    1. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

    2. アクションペインで、[バックアップポリシー]の下にある[バックアップポリシーの解除]をクリックします。
      情報確認画面が表示されます。

    3. 情報を確認したあと、画面右下の[解除]ボタンをクリックします。

8.2.3.6 同期コピー(EC)の開始/再開

同期コピー(EC)を開始/再開する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

  6. アクションペインで、[高速バックアップ]の下にある[同期コピーの開始/再開(EC)]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  7. 以下を参考に必要な情報を入力したあと、画面右下の[同期コピーの開始/再開]ボタンをクリックします。

    項目

    説明

    タイプの選択

    バックアップボリュームの選択方式を指定します。

    「自動選択」は、最適なバックアップボリュームが自動的に選択されます。
    特定のバックアップボリュームにバックアップするには、「デバイスマップファイルを使用」をクリックし、デバイスマップファイル名を入力する必要があります。

8.2.3.7 バックアップの実施

バックアップを実施する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

  6. アクションペインで、[高速バックアップ]の下にある[バックアップ]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  7. 以下を参考に必要な情報を入力したあと、画面右下の[バックアップ]ボタンをクリックします。

    項目

    説明

    バックアップタイプ

    バックアップ方式を選択します。

    • スナップショット型高速バックアップを利用する場合は、以下のどちらかを選択します。

      • スナップショットコピーの開始(OPC)/同期コピーの停止(EC)

      • スナップショットコピーの開始(QuickOPC)

    • 同期型高速バックアップを利用する場合は、以下のどちらかを選択します。

      • スナップショットコピーの開始(OPC)/同期コピーの停止(EC)

      • 同期コピーをサスペンド(EC)

        なお、同期型高速バックアップを利用するには、事前に「8.2.3.6 同期コピー(EC)の開始/再開」の作業が実施されている必要があります。

    タイプの選択

    バックアップボリュームの選択方式を指定します。

    「自動選択」は、最適なバックアップボリュームが自動的に選択されます。
    特定のバックアップボリュームにバックアップするには、「デバイスマップファイルを使用」をクリックし、デバイスマップファイル名を入力する必要があります。

    ファイルシステムバッファーのフラッシュのみ実行。ソースデバイスをロックしない。(Windowsのみ)

    業務ボリュームのデータ保証のため、ボリュームロックの代わりにファイルシステムバッファーをフラッシュする場合にチェックします。
    業務ボリュームのサーバがWindowsのときだけ有効です。

8.2.3.8 トラッキング状態の表示

トラッキング状態を表示する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、[トラッキング状態]タブをクリックします。

8.2.3.9 トラッキング処理の停止

トラッキング処理を停止する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. アクションペインで、[高速バックアップ]の下にある[トラッキング処理の停止(QuickOPC)]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  6. トラッキング処理を停止するデバイスのチェックボックスをチェックします。

  7. 画面右下の[トラッキング処理のキャンセル]ボタンをクリックします。

8.2.3.10 同期状態の表示

同期状態を表示する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、[同期状態]タブをクリックします。

8.2.3.11 同期処理の停止

同期処理を停止する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. アクションペインで、[高速バックアップ]の下にある[同期コピー(EC)の停止]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  6. 同期処理を停止するデバイスのチェックボックスをチェックします。

  7. 画面右下の[同期コピーのキャンセル]ボタンをクリックします。

8.2.3.12 リストアの実施

バックアップボリュームからのリストアを実施する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

  6. アクションペインで、[高速バックアップ]の下にある[リストア]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  7. 必要な情報を入力したあと、画面右下の[リストア]ボタンをクリックします。

8.2.3.13 リストア状態の表示

リストア状態を表示する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、[リストア状態]タブをクリックします。

8.2.3.14 バックアップ履歴の削除

バックアップ履歴を削除する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

  6. アクションペインで、[バックアップ履歴]の下にある[バックアップ履歴の削除]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  7. 削除する世代のチェックボックスをチェックします。また、緊急操作モードの場合は、「緊急モード」のチェックボックスをチェックします。

  8. 画面右下の[削除]ボタンをクリックします。

8.2.3.15 バックアップの状態表示の更新

バックアップ状態を最新情報に更新する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. アクションペインで、[状態]の下にある[更新]をクリックします。
    最新のコピー状態を装置から取得します。最新のコピー状態を画面に表示するには、メニュー領域にあるをクリックします。

8.2.3.16 バックアップの資源整合

バックアップ管理簿の資源整合を実施する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
    登録されているサーバが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[バックアップ操作]をクリックします。

  5. メインペインで、操作対象のデバイスのチェックボックスをチェックします。

  6. アクションペインで、[保守]の下にある[バックアップ資源整合]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  7. 必要な情報を入力したあと、画面右下の[リカバリ]ボタンをクリックします。