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ETERNUS SF Express 16.1 / Storage Cruiser 16.1 / AdvancedCopy Manager 16.1 移行ガイド
FUJITSU Storage

7.6 Storage Cruiserエージェントのバージョンアップ(RHEL-AS4/RHEL-ES4、HP-UX、AIX環境)

ここでは、RHEL-AS4/RHEL-ES4環境、HP-UX環境、およびAIX環境でStorage Cruiserエージェントをバージョンアップする手順を説明します。

Storage Cruiserエージェントのバージョンアップ手順は、以下のとおりです。

  1. 旧バージョンレベルのStorage Cruiserエージェント設定情報を退避します。

    項番

    退避する情報

    退避するファイル

    1

    SNMPトラップ送信先アドレス

    /var/opt/FJSVssage/sanm.ip

    2

    エージェント定義ファイル

    /etc/opt/FJSVssageディレクトリ配下のすべてのファイル

    3

    ユーザー定義情報

    /opt/FJSVssage/lib/defusr.dat

    ファイルがない場合は、退避不要です。

  2. 旧バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントをアンインストールします。

    アンインストール方法は、該当する旧バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Storage Cruiserエージェントのアンインストール」を参照してください。

  3. 本バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントをインストールします。

    インストール方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Storage Cruiserエージェントのインストール」を参照してください。

  4. 本バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントをセットアップします。

    セットアップ方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Storage Cruiserエージェントのセットアップ」を参照してください。

  5. 手順1で退避したStorage Cruiserエージェント設定情報を復元します。

    • 項番1のファイルをコピーして、/var/opt/FJSVssage/sanm.ipを作成します。

    • 項番2の各ファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、/etc/opt/FJSVssageディレクトリに反映します。

      定義を変更していないファイルは、移行不要です。新しい定義ファイルを利用してください。

    • 項番3のファイルをコピーして、/opt/FJSVssage/lib/defusr.datを作成します。

      手順1で退避していない場合は、作業不要です。

  6. Webコンソールで以下の操作を実施し、サーバ情報を再読込みします。

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
      登録されているサーバの一覧が、メインペインに表示されます。

    2. メインペインで、操作対象のサーバのチェックボックスをチェックします。

    3. アクションペインで、[サーバ]の下にある[設定の再読み込み]をクリックします。

以上で、Storage Cruiserエージェント(HP-UX版/AIX版)のバージョンアップは終了です。

参照

バージョンアップ後にIPアドレスを変更したい場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の以下を参照してください。

  • RHEL-AS4/RHELES4の場合: 「[Linux版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」

  • HP-UXの場合: 「[HP-UX版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」

  • AIXの場合: 「[AIX版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」