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ETERNUS SF Express 16.1 / Storage Cruiser 16.1 / AdvancedCopy Manager 16.1 移行ガイド
FUJITSU Storage

7.3.4 バージョンアップインストール後の作業

Storage Cruiserエージェントのバージョンアップインストール後に、以下の作業を行います。なお、本作業には、管理対象サーバでの操作に加えて、Webコンソールから実行する操作があります。

ポイント

Storage Cruiserマネージャーのバージョンアップを同時に実施する場合は、Storage Cruiserマネージャーのバージョンアップ作業が完了したあとに、以下の手順を実施してください。

  1. Storage Cruiserエージェント設定情報の復元
    『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、Storage Cruiserエージェント設定情報を復元します。
    カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。

    7.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Cruiserエージェント設定情報が保存されています。

    backupDir\etc\Correlation.ini

    バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\Correlation.iniファイルに反映します。
    ($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

    参照

    Correlation.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」を参照してください。

  2. Storage Cruiserエージェントサービスを起動します。
    Service Control Managerを開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agentサービスを起動してください。

  3. Webコンソールで以下の操作を実施し、サーバ情報を再読み込みします。

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
      登録されているサーバの一覧が、メインペインに表示されます。

    2. メインペインで、操作対象のサーバのチェックボックスをチェックします。

    3. アクションペインで、[サーバ]の下にある[設定の再読み込み]をクリックします。

参照

バージョンアップ後にIPアドレスを変更したい場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「[Windows版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」を参照してください。

ポイント

Storage Cruiserエージェントのバージョンアップ後に正常動作を確認できたら、「7.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」の手順5で作成したバックアップ先ディレクトリ内のバックアップデータを削除して問題ありません。