Storage Cruiserエージェントのバージョンアップインストール後に、以下の作業を行います。なお、本作業には、管理対象サーバでの操作に加えて、Webコンソールから実行する操作があります。
ポイント
Storage Cruiserマネージャーのバージョンアップを同時に実施する場合は、Storage Cruiserマネージャーのバージョンアップ作業が完了したあとに、以下の手順を実施してください。
Storage Cruiserエージェント設定情報の復元
『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、Storage Cruiserエージェント設定情報を復元します。
カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。
「7.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Cruiserエージェント設定情報が保存されています。
backupDir\etc\Correlation.ini
バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\Correlation.iniファイルに反映します。
($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)
参照
Correlation.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」を参照してください。
Storage Cruiserエージェントサービスを起動します。
Service Control Managerを開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agentサービスを起動してください。
Webコンソールで以下の操作を実施し、サーバ情報を再読み込みします。
グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
登録されているサーバの一覧が、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のサーバのチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[サーバ]の下にある[設定の再読み込み]をクリックします。
参照
バージョンアップ後にIPアドレスを変更したい場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「[Windows版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」を参照してください。
ポイント
Storage Cruiserエージェントのバージョンアップ後に正常動作を確認できたら、「7.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」の手順5で作成したバックアップ先ディレクトリ内のバックアップデータを削除して問題ありません。