以下に NetWorker サーバクラスタ運用の環境設定の例を示します。
Main RMS management menu 画面から Application-Edit を選択します。
Application selection menu から"2.3 userApplication の作成" で作成した userApplication を選択します。
Settings of turnkey wizard "WIZSTANDBY" 画面から、Nwsv を選択します。
Nwsv の設定画面より各設定を行い、「SAVE+EXIT」で設定を保存します。
設定項目 | 説明 | |
ScriptTimeout | タイムアウト時間 (デフォルト:停止:起動) | |
Interval | 監視間隔 | |
LogSize | ログサイズ | |
VirtualPath | NetWorker ディレクトリ共用パス名 | |
LocalPath | NetWorker ディレクトリローカルパス名 | |
VirtualHost | 論理ノード名 | |
Flags | NullDetector | リソース監視を行わないかどうかを設定するフラグです。有効にするとリソース監視を行わなくなります。この場合、待機ノードでは Standby 処理が実行されず、リソースが Offline 状態となります。したがって、待機ノードでは NetWorker クライアントが起動されません。 |
WarningOnly | リソース異常が発生してもフェイルオーバしないかどうかを設定するフラグです。有効にすると、Online状態のリソースで異常が発生した場合はWarning状態に、Standby状態のリソースで異常が発生した場合はFaulted状態になり、いずれの場合もフェイルオーバは発生しません。 | |
AutoRecover | 有効にすると、リソース異常が発生したとき、フェイルオーバする前にリソースの再起動を試みます。 | |
PreOnlineScript | オンライン処理の前に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
PostOnlineScript | オンライン処理の後に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
PreOfflineScript | オフライン処理の前に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
PostOfflineScript | オフライン処理の後に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
FaultScript | Fault 発生時に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 |
参照
PreOnlineScript、PostOnlineScript、PreOfflineScript、PostOfflineScript、FaultScript に関しては、"2.9.2 NetWorker 起動・停止時のスクリプト設定" を参照してください。
Flags に関しては、「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」 の 「9 付録-属性」を参照してください。
注意
NullDetector を有効にすると、WarningOnly と AutoRecover 属性は自動的に無効になります。
Flags に関しては、Flags=<略称>となっていれば、そのフラグの属性が有効であることを示します。
「SAVE+EXIT」で設定を保存します。
以下に NetWorker クライアントクラスタ運用の環境設定の例を示します。
Main RMS management menu 画面から Application-Edit を選択します。
Application selection menu から"2.3 userApplication の作成" で作成した userApplication を選択します。
Settings of turnkey wizard "WIZSTANDBY" 画面から、Nwcl を選択します。
Nwcl の設定画面より各設定を行い、「SAVE+EXIT」で設定を保存します。
設定項目 | 説明 | |
ScriptTimeout | タイムアウト時間 (デフォルト:停止:起動) | |
Interval | 監視間隔 | |
LogSize | ログサイズ | |
Flags | NullDetector | リソース監視を行わないかどうかを設定するフラグです。有効にするとリソース監視を行わなくなります。この場合、待機ノードでは Standby 処理が実行されず、リソースが Offline 状態となります。したがって、待機ノードでは NetWorker クライアントが起動されません。 |
WarningOnly | リソース異常が発生してもフェイルオーバしないかどうかを設定するフラグです。有効にすると、Online状態のリソースで異常が発生した場合はWarning状態に、Standby状態のリソースで異常が発生した場合はFaulted状態になり、いずれの場合もフェイルオーバは発生しません。 | |
AutoRecover | 有効にすると、リソース異常が発生したとき、フェイルオーバする前にリソースの再起動を試みます。 | |
PreOnlineScript | オンライン処理の前に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
PostOnlineScript | オンライン処理の後に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
PreOfflineScript | オフライン処理の前に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
PostOfflineScript | オフライン処理の後に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 | |
FaultScript | Fault 発生時に実行されるスクリプト。 スクリプトは、フルパスで設定してください。引数を指定する場合は、"半角空白"で区切ります。 |
参照
PreOnlineScript、PostOnlineScript、PreOfflineScript、PostOfflineScript、FaultScript に関しては、"2.9.2 NetWorker 起動・停止時のスクリプト設定" を参照してください。
Flags に関しては、「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」 の 「9 付録-属性」を参照してください。
注意
NullDetector を有効にすると、WarningOnly と AutoRecover 属性は自動的に無効になります。
Flags に関しては、Flags=<略称>となっていれば、そのフラグの属性が有効であることを示します。
「SAVE+EXIT」で設定を保存します。