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PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.3 導入運用手引書

2.5 論理ノード名の定義

バックアップ対象となる NetWorker クライアントの論理ノード名を定義します。


参考

  • NetWorker サーバとなるノードは、NetWorker クライアントのノードでもあります。このため、NetWorker サーバで使用する共用ディスク上の資産は、仮想クライアントのバックアップ対象として扱われます。

  • NetWorker サーバで使用する共用ディスク上の資産をバックアップする場合は、論理ノード名 (仮想的なクライアント名) の定義を行う必要があります。

注意

  • 論理ノード名の定義は、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker をインストールしたすべてのノードで行ってください。

  • /etc/hosts ファイルに、引継ぎIPアドレスに関連付けた論理的なノード名が定義されている必要があります。

  • NetWorker サーバが使用する共用ディスク上の NetWorker ディレクトリの一部は、バックアップ動作時に自動的にバックアップが行われます。このため、NetWorker ディレクトリが格納されている共用ディスクの userApplication に対する論理ノード名の定義が必要になります。

  • 論理ノード名の定義を行っていない場合、共用ディスク上およびローカルディスク上の全てのデータが、物理ノード名のインデックスにバックアップされます。

  • サーバクラスタ運用において論理ノード名の定義を行っていない場合、クラスタアプリケーション起動の際に NetWorker サーバデーモン nsrd の起動に失敗します。