バックアップ対象となる NetWorker クライアントの論理ノード名を定義します。
参考
NetWorker サーバとなるノードは、NetWorker クライアントのノードでもあります。このため、NetWorker サーバで使用する共用ディスク上の資産は、仮想クライアントのバックアップ対象として扱われます。
NetWorker サーバで使用する共用ディスク上の資産をバックアップする場合は、論理ノード名 (仮想的なクライアント名) の定義を行う必要があります。
注意
論理ノード名の定義は、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker をインストールしたすべてのノードで行ってください。
/etc/hosts ファイルに、引継ぎIPアドレスに関連付けた論理的なノード名が定義されている必要があります。
NetWorker サーバが使用する共用ディスク上の NetWorker ディレクトリの一部は、バックアップ動作時に自動的にバックアップが行われます。このため、NetWorker ディレクトリが格納されている共用ディスクの userApplication に対する論理ノード名の定義が必要になります。
論理ノード名の定義を行っていない場合、共用ディスク上およびローカルディスク上の全てのデータが、物理ノード名のインデックスにバックアップされます。
サーバクラスタ運用において論理ノード名の定義を行っていない場合、クラスタアプリケーション起動の際に NetWorker サーバデーモン nsrd の起動に失敗します。