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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.3 導入運用手引書

B.2 リソースの設定変更

登録済みリソースの設定を変更する場合の手順です。

Oracle インスタンスリソースの監視間隔 (Interval) を、デフォルトの30秒から60秒に変更するような場合です(スタンバイ運用の場合)。

  1. 全ノードの RMS を停止します。

  2. userApplication Configuration Wizard を起動します。

    注意

    Oracle RAC スケーラブル運用で、Oracle RAC インスタンスリソース、または リスナーリソースの設定を変更する場合は、全ノードで Oracle Clusterware を起動させてください。
    2.3.5 Oracle RAC インスタンス、リスナーリソースを含む userApplication の作成” を参照してください。

  3. 「userApplication Configuration メニュー」画面で、「userApplicationやResourceの変更」を選択し、「次へ」をクリックします。

  4. 「userApplicationとResourceの一覧」画面のリストから、変更対象の Oracle インスタンス、リスナー、または Oracle Clusterware リソースを含む Oracle リソース(例:Oracle1)を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「Resourceの設定」画面で、変更対象の既存リソースを選択し、「次へ」をクリックします。

    • スタンバイ運用およびシングルノードクラスタ運用の場合
      Oracle インスタンスリソース、または ASM インスタンスリソースの場合は「Oracleインスタンス名[n]='OracleSID'」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「元の値:'OracleSID'」を選択します。
      リスナーリソースの場合は「Oracleリスナー名[n]=LISTENER」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「元の値:LISTENER」を選択します。

    • Oracle RAC 11g R2 スケーラブル運用の場合
      Oracle Clusterware リソースの場合は「Oracle 11gR2のClusterwareリソース[n]=Clusterware」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「元の値:Clusterware」を選択します。
      Oracle RAC インスタンスリソースの場合は「Oracle RAC11gR2のインスタンスリソース[n]=OracleSID」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「元の値:OracleSID」を選択します。
      Oracle RAC リスナーリソースの場合は「Oracle RAC11gR2のリスナーリソース[n]=CRSリソース名」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「元の値:CRSリソース名」を選択します。

  6. 「Resourceの設定」画面で、設定を変更します。

    • スタンバイ運用およびシングルノードクラスタ運用の場合
      Oracle インスタンスリソース、ASM インスタンスリソースの場合は、“2.2.7.2 Oracle リソースの作成” の手順5を参考に、設定変更を行ってください。
      リスナーリソースの場合は、“2.2.7.2 Oracle リソースの作成” の手順7を参考に、設定変更を行ってください。

  7. 設定変更が完了したら、「Resourceの設定」画面で、「保存して戻る」をクリックします。

  8. 他のリソースで設定変更を行う場合、本手順5~7を繰り返します。

  9. リソースの設定変更が全て完了したら、「Resourceの設定」画面で「保存して登録」を選択し、「登録」をクリックします。
    続いて表示される応答メッセージ「0803  設定内容をシステムに登録しますか?」に対し、「はい」をクリックします。

  10. 応答メッセージ「0817  RMS Configuration情報の配布を行いますか?」に対し、「はい」をクリックします。

  11. 「userApplication Configuration メニュー」画面で、「完了」をクリックし、userApplication Configuration Wizardを終了します。