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Interstage AR Processing Server V1.0.1 リファレンスガイド
FUJITSU Software

2.1.2 APIの種類

以下の共通APIをTable単位で個別提供します。

API
種別

Method

サポートTable

URL, リクエスト/レスポンスのヘッダ/ボディ

主キーで特定

GET

QEntity
QValue

URL

http://.../(資源名)/(主キー)

http://.../qtypes/設備管理

リクエスト

ヘッダ

なし

なし

ボディ

なし

なし

レスポンス

ヘッダ

ETag: "バージョン"

ETag: "4"

ボディ

JSON形式の特定結果資源

{name:"設備管理", version:4}

検索

GET

QType
QAttribute
QEntity
QValue

URL

http://.../(資源名)?
(key=JSON形式のvalue)&...

http://.../qtypes?
type=RECORDS&
limitRange={start:1,end:10}&...

リクエスト

ヘッダ

なし

なし

ボディ

なし

なし

レスポンス

ヘッダ

なし

なし

ボディ

JSON形式の検索結果オブジェクト。

class 結果 {
long unlimitedRecordCount;
List<Table資源> records;
}

{unlimitedRecordCount:210,
records:[
{name:"設備管理", version:4},
{name:"部品管理", version:8}]}

登録

POST

QEntity
QValue

URL

http://.../(資源名)

http://.../qtypes

リクエスト

ヘッダ

なし

なし

ボディ

JSON形式の資源

{name:"設備管理", version:-1}

レスポンス

ヘッダ

ETag: "バージョン"

ETag: "1"

ボディ

JSON形式の登録後資源

{name:"設備管理", version:1}

削除

DELETE

QType
QAttribute
QEntity
QValue

URL

http://.../(資源名)/(主キー)

http://.../qtypes/設備管理

リクエスト

ヘッダ

If-Match: "バージョン"

If-Match: "5"

ボディ

なし

なし

レスポンス

ヘッダ

なし

なし

ボディ

なし

なし

ポイント

  • ヘッダの「なし」は、「データ管理WebAPIが積極的に付加するヘッダはなし」の意味です。HTTPの一般的なヘッダと、JSPN形式でのリクエスト・レスポンスを示す[Content-Type:application/json][Accept:application/json]は存在しています。

  • 上記のレスポンスは、正常時の説明です。

2.1.2.1 APIが返すHTTPステータスコードと例外オブジェクトの返却

APIが返し得るHTTPステータスコードは、以下のとおり、API種別毎に決まります。

コード

意味(W3C)

意味(製品)

id特定
(GET)

検索
(GET)

登録
(POST)

削除(DEL)

200

OK

処理成功

201

Created

生成処理成功

400

Bad Request

リクエスト違反

404

Not Found

リソースがない

412

Precondition Failed

オプティミスティック同時実行制御による拒絶

500

Internal Server Error

その他のエラー

ポイント

  • 上記ステータスコードは、Interstage AR Processing Serverが返すコードです。以下のようなコードはInterstage AR Processing Serverではなく、WEBサーバ/JavaEE実行環境が返す場合があります。

    • 「401 Unauthorized」等のHTTPの正常系ステータスコード。

    • HTTPメッセージフォーマット/パスフォーマット/JSONフォーマット/値型違反を表す400/500番台の異常系ステータスコード

  • 上記ステータスコードのうち、200番台以外で返る場合は、レスポンスボディに、以下のような例外情報が入ります。例外情報につきましては、マニュアル「メッセージ集」を参照してください。

    説明

    JSON形式の例外オブジェクト。

    class 例外 {
    String message;
    }

    messageは、メッセージ出力形式のコンポーネント名以降の出力と同じ。

    {"message":"QDWEB: ERROR: 13201: QType does not exist."}