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Interstage AR Processing Server V1.0.1 リファレンスガイド
FUJITSU Software

2.1.3 注意事項

以下に、データ管理WebAPIを利用する場合の注意事項を記述します。

2.1.3.1 WEBサーバ/JavaEE実行環境の仕様による制約

HTTPリクエストは、WEBサーバ→データ管理機能という流れで処理を行います。そのため、フロントのWEBサーバやJavaEE実行環境で処理が折り返されるため、以下のような現象が起きる可能性があります。

2.1.3.2 APIに対する送受信データ制約

Interstage AR Processing Serverに巨大な定義を渡すと、サーバ処理能力低下を招く危険性があります。悪意のある第三者による攻撃だけでなく、正式利用者からの誤用を避けるためにも、APIのリクエストボディの最大値制約を設けてください。

2.1.3.3 文字関連の仕様/制約

2.1.3.4 レコード制限

Interstage AR Processing Serverでは、各テーブルに対し以下のようなレコード制限を設けます。

テーブル名

最大レコード数

QType

104

QAttribute

3100

QEntity

1,100,000

QValue

31,000,000

2.1.3.5 Interstage AR Processing Serverにて取り扱うlong型

Interstage AR Processing Serverで使用しているlong型の値はJavaのlong型と同等になります。ご利用のプログラム言語やアプリケーション実行環境によっては、long型のすべてを扱えない可能性があります。

Interstage AR Processing Serverで格納しているlong型の値(12345678901234567890) がJavaScriptでは12345678901234567000に丸められます。

Interstage AR Processing Serverで使用するlong型には、以下のケースがあります。ケース毎に利用クライアント側で対処してください。