ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書
FUJITSU Software

2.1 ACL Managerで始まるメッセージ


[Windows]
ACL Manager: 情報: 1: Systemwalker ACL Manager 起動しました.

【メッセージの意味】

ACLマネージャが起動しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。

[Windows]
ACL Manager: 情報: 2: Systemwalker ACL Manager 終了しました.

【メッセージの意味】

ACLマネージャが停止しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。

[Windows]
ACL Manager: エラー: 3: Systemwalker ACL Manager 異常終了しました. %1 (%2)

【メッセージの意味】

ACLマネージャが異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: 異常発生箇所

%2: 詳細コード

【システムの処理】

Systemwalker ACL Managerサービスは終了します。

【対処方法】

システムを再起動してください。

システムを再起動しても、本メッセージが出力される場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]-[セキュリティ]の資料を採取して、技術員に連絡してください。
保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 4: %1へのアクセス権の設定に失敗しました. (ドメイン名 : %2  ユーザ名 : %3)

【メッセージの意味】

論理ツリーにアクセス権を設定できませんでした。

【パラメタの意味】

%1: アクセス権を設定できなかった論理ツリー名

%2: アクセス権を設定できなかったユーザのドメイン名

%3: アクセス権を設定できなかったユーザ名

【対処方法】

Systemwalker ACL ManagerサービスおよびServerサービスが起動されていることを確認してから、アクセス権を設定し直してください。ドメインユーザのアクセス権を設定する場合は、ドメインコントローラが正常に動作していることを確認してください。

ツリー作成時に本メッセージ出力された場合は、適宜ツリーに対してアクセス権を設定してください。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 6: 監査ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。(ファイル名: %1)

【メッセージの意味】

監査ログファイルがいっぱいになりました。必要に応じてファイルをバックアップしてください。

【パラメタの意味】

%1: いっぱいになった監査ログファイル名

【対処方法】

本メッセージ出力時、監査ログのバックアップファイルが自動的に作成されますが、バックアップファイルはサイクリックにファイルを使用するため、最も古いバックアップファイルのデータが上書き消去されます。必要に応じてバックアップファイルを保存してください。

監査ログファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“ACLマネージャの監査ログ”を参照してください。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 7: 監査操作ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。(ファイル名: %1)

【メッセージの意味】

監査環境設定の操作ログファイルがいっぱいになりました。必要に応じて、ファイルをバックアップしてください。

【パラメタの意味】

%1: いっぱいになった監査環境設定の操作ログファイル名

【対処方法】

本メッセージ出力時、監査操作ログのバックアップファイルが自動的に作成されますが、バックアップファイルはサイクリックにファイルを使用するため、最も古いバックアップファイルのデータが上書き消去されます。必要に応じてバックアップファイルを保存してください。

監査ログファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“ACLマネージャの監査ログ”を参照してください。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 8: 監査記録が生成できませんでした。(%1)

【メッセージの意味】

監査記録が生成できませんでした。

【パラメタの意味】

%1: 監査記録の生成に失敗した原因詳細

【対処方法】

監査設定表示コマンド(mplstaudit)を使用して、監査記録環境が正しく設定されているか確認してください。mplstaudit(監査設定表示コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 9: リストア(移行)できなかったアクセス権情報があります。詳細は、%1 を参照してください。

【メッセージの意味】

リストア(移行)できなかったアクセス権情報があります。

【パラメタの意味】

%1: リストア(移行)でのエラー原因詳細を記録したファイル名

【対処方法】

ファイルを参照し、必要な場合は、エラー原因を取り除いてから、再度リストア(移行)してください。

ファイルに“[user does not exist.]”が出力されている場合は、以下のことを行ってください。

  • “[user does not exist.]” と一緒に出力されているユーザがリストア(移行)先で使用されない場合は、対処の必要はありません。

  • “[user does not exist.]” と一緒に出力されているユーザがリストア(移行)先でも使用される場合は、そのユーザがリストア(移行)先に存在することを確認し、再度リストア(移行)してください。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 10: コンピュータまたはドメイン名の変更にともなう内部データの変換処理ができませんでした。(%1:%2)

【メッセージの意味】

コンピュータまたはドメイン名が変更されましたが、内部データは変換されませんでした。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

%2: 詳細コード

エラーコード、詳細コードの値については、“ACLマネージャエラーコード、詳細コード一覧”を参照してください。

【対処方法】

Administratorsグループに所属するユーザで、以下を実行してください。

  1. “dmmkbat -d -f 任意のバッチファイル名”を実行してください。

  2. 1.で生成したバッチファイルを実行してください。

セキュリティ情報の抽出コマンド(dmmkbat)は、Systemwalker Centric Managerのセキュリティ情報を指定したバッチファイルに抽出します。

バッチファイルの実行により、セキュリティの定義情報が反映されます。

[Windows]
ACL Manager: 警告: 15: 退避できなかったアクセス権情報があります。詳細は、%1を参照してください。

【メッセージの意味】

退避できなかったアクセス権情報があります。

(本メッセージはクラスタ運用環境でのみ発生します)

【パラメタの意味】

%1: 退避でのエラー原因詳細を記録したファイル名

【対処方法】

ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから、手動でアクセス権情報を退避してください。手動で退避するにはセキュリティ情報退避コマンド(dmcssave)を実行してください。dmcssave(クラスタ環境のセキュリティ情報退避コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

また、ファイルに“[user does not exist.]”が出力されている場合は、画面のアクセス権の定義でアクセス権を定義したユーザが、クラスタを構成している各サーバ上に存在することを確認してから、手動でアクセス権情報を退避してください。