ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Operation Manager  Windows Azure 連携ガイド
FUJITSU Software

4.2 ジョブネットの登録

オンプレミス側のSystemwalker Operation Managerサーバ上にジョブネットの登録をします。

登録手順

Windows Azure連携機能のコマンドのジョブ登録方法は、Systemwalker Operation Manager のその他のジョブの登録方法と同じです。以下に手順の概要を説明します。

  1. Systemwalker Operation Managerサーバにログイン

    クライアントの[スタート]メニューから、[Systemwalker Operation Manager]-[Systemwalker Operation Manager]を選択します。[Systemwalker Operation Manager [ログイン]]画面で、接続先サーバとユーザーIDおよびパスワードを指定して、ログインします。

  2. [ジョブネットの新規作成]ウィンドウの表示

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択域の[ジョブスケジューラ]配下で、ジョブネットを作成するプロジェクトを選択します。その後、[ファイル]メニュー-[新規作成]-[ジョブネット]-[ジョブ実行制御...]の順に選択し、[ジョブネットの新規作成]ウィンドウを表示します。

  3. Windows Azure連携機能のコマンドをジョブとして登録

    アイコン選択域の「コマンド実行」アイコンをマウスで左クリックし、ジョブフロー表示域内にカーソルを移動し、左クリックします。ジョブフロー表示域内にコマンド実行アイコンが配置され、[登録-ジョブ]ウィンドウが表示されます。

  4. ジョブの定義項目の設定

    [登録-ジョブ]ウィンドウで、必要な情報を設定します。

    • [コマンド]

      Windows Azure連携機能のコマンドをフルパスで指定します。Windows Azure連携機能のコマンドは、以下に格納されています。

      [Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\bin

    • [パラメタ]

      Windows Azure連携機能のコマンドに引数として渡す文字列を指定します。

  5. ジョブの実行順序の設定

    [ジョブネットの新規作成]ウィンドウで一連のジョブの配置が完了したら、アイコン選択域の接続用のアイコンを使って、ジョブフロー表示域でジョブの実行順序の設定をします。

  6. プロジェクトへの保存

    [ファイル]メニュー-[名前を付けて保存]を選択し、[名前を付けて保存]ウィンドウで、ジョブネット名を指定して保存します。

Systemwalker Operation Managerのコマンドを使用してジョブネットの登録を行うこともできます。

登録方法の詳細や登録については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”および“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”、コマンドについては“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

注意

Windows Azure連携機能のコマンド実行するユーザーについて

Windows Azure連携機能のコマンドはすべて、管理者権限のユーザーでないと実行できません。登録するジョブネットのプロジェクトの所有者が管理者権限のユーザーでない場合は、別途、実行ユーザーとする管理者権限のユーザーを用意してください。用意したユーザーに関して、以下の設定が必要です。

  • [登録-ジョブ]ウィンドウ-[詳細情報]シートの[実行ユーザ名]に、用意したユーザーを指定する

  • [ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウで、ユーザ名/パスワードを設定する

  • [コントロールパネル]の[管理ツール]-[ローカル セキュリティ ポリシー]などを使用し、用意したユーザに“バッチジョブとしてログオン”の権限を付与する

注意

[ジョブをネットワークジョブとして投入する]の指定について

Windows Azure連携を行う場合は、スケジュールサーバ上にWindows Azure連携機能が導入されているため、[登録-ジョブ]ウィンドウで、[ジョブをネットワークジョブとして投入する]を指定する必要はありません。