Systemwalker Service Quality Coordinatorの、ダッシュボードサーバで必要な資源を説明します。
動作ハードウェア(推奨)
ハードウェア種別 | 条件 |
---|---|
CPU | Intel® Xeon® 3GHz以上 |
メモリ | 4GB以上 |
インストール領域
ダッシュボードサーバをインストールする場合、以下のディスク容量が必要です。
使用領域 | 条件 |
---|---|
インストールディレクトリ | 650MB |
作業領域ディレクトリ | 50MB + ダッシュボードサーバのデータベース領域 (*1) + ダッシュボードサーバの作業領域 (*2) *1) 「作業領域:ダッシュボードサーバのデータベース領域」を参照してください。 2) 「作業領域:ダッシュボードサーバの作業領域」を参照してください。 |
作業領域:ダッシュボードサーバのデータベース領域
ダッシュボードサーバを運用する場合、Managerとは別にダッシュボードサーバ用のデータベースの容量が必要になります。
データベースの容量は、ダッシュボードサーバの管理対象となるリソースのインスタンス数やAgent/Proxy Manager数に応じた容量が必要になります。
容量の見積もりは、まず、ダッシュボードで管理するレコードを決定します。レコードについてはリファレンスマニュアル「データフォーマット」を参照してください。
注意
ダッシュボードサーバで管理できるレコードの種類は100種類程度となります。
管理するレコードのデータ容量見積もりはManagerと同様の算出方法となりますので、導入手引書「性能データベース/アーカイブファイル容量の見積もり方法について」を参照して見積もりを行います。なお、ダッシュボードサーバで処理可能なレコード数は1分間当たり100レコード程度となります。
注意
データ保持期間はManagerとは別にダッシュボードサーバで別途設定する必要があります。ダッシュボードで管理する管理対象(レコード)ごとに保持期間を決定してください。
データ保持期間はダッシュボードサーバの導入後に「4.4 ダッシュボードサーバのデータ保持期間の設定」を参照して設定してください。
作業領域:ダッシュボードサーバの作業領域
作業領域とはManagerからダッシュボードサーバに転送された性能情報を一時的に格納したり、設定情報を保管したりするための領域です。
見積もりはまず、データ保持期間を1日とした場合のデータ容量見積もりを行います。
見積もり結果を元に以下の計算式で作業領域のサイズを算出してください。
作業領域=データ容量見積もり結果 ÷ 1440 × 収集間隔(分) × 安全係数(1.5) |
ポイント
ダッシュボードサーバの収集間隔の初期値は10分になります。
収集間隔を変更する場合は「4.1.3.3 ダッシュボードサーバのデータ収集間隔の変更」を参照してください。
ダッシュボードサーバをメンテナンス等により運用を停止するような場合、停止する時間(分)を上記の式の結果に乗算して作業領域を見積もってください。
動作OS
以下のオペレーティングシステムで動作します。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
動作OS | Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | Service Pack 2 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard(x86) | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard(x64) | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard(x64) | Service Pack なし/1 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x86) | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x64) | Service Pack 2 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise(x64) | Service Pack なし/1 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard | Service Pack なし | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter | Service Pack なし |
注) Server Coreには対応していません。
排他製品
ありません。