RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリは、Symfoware/RDB停止中に行います。
RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルのリカバリには、以下の3種類の方法があります。
RDBディクショナリのリカバリは、rdbrcvdicコマンドのFWモードまたはrdbrcvdicコマンドのLOADモードを使用します。
rdbrcvdicコマンドのFWモードにより、最新状態までリカバリします。
rdbrcvdicコマンドのLOADモードにより、RDBディクショナリの退避データ取得時点までリカバリします。
参照
各コマンドのオプションの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
Symfoware/RDB停止中でアーカイブログ運用を行っている場合のリカバリ操作の手順を以下に示します。
◆リカバリ操作の手順
運用系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。
(1)スタンバイ型のクラスタアプリケーション配下の業務を完全に停止します。 (2)運用系および待機系のクラスタアプリケーションを保守停止します。 クラスタアプリケーションの保守停止手順は、 “11.13.2 クラスタアプリケーションの保守のための停止” を参照してください。 (3)Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。 Symfoware/RDBを配置している各ノードのメッセージログファイルに、 Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止してい ることを確認します。 (4)媒体障害の場合は、障害ボリュームの取り換えおよび ―――― CE作業 ボリュームの構成情報を復元します。 (5)GDSリソースを活性状態にします。 GDSリソースの活性手順は、“11.11.3 GDSリソースの活性” を参照してください。 (6)rdbrcvdicコマンドのFWモードでRDBディクショナリ ―――― rdbrcvdicコマンド だけをリカバリします。 (Fオプションかつ zオプション) (7)Symfoware/RDBを起動します。(動作確認) ―――― rdbstartコマンド (8)Symfoware/RDBを停止します。(動作確認) ―――― rdbstopコマンド (9)GDSリソースを非活性状態にします。 GDSリソースの非活性手順は、“11.11.8 GDSリソースの非活性” を参照してください。 (10)運用系および待機系のクラスタアプリケーションの保守停止 を解除します。 クラスタアプリケーションの保守停止解除の手順は、 “11.13.3 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除” を参照してください。 (11)RDBディクショナリの退避データを取得します。 ―――― rdbdmpdicコマンド |
RDBディレクトリファイルをリカバリする場合は、rdbrcvdicコマンドのLOADモードを使用します。
参照
各コマンドのオプションの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
リカバリ操作の手順を以下に示します。
◆リカバリ操作の手順
運用系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。
(1)スタンバイ型のクラスタアプリケーション配下の業務を完全に停止します。 (2)運用系および待機系のクラスタアプリケーションを保守停止します。 クラスタアプリケーションの保守停止手順は、 “11.13.2 クラスタアプリケーションの保守のための停止” を参照してください。 (3)Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。 Symfoware/RDBを配置している各ノードのメッセージログファイルに、 Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止してい ることを確認します。 (4)媒体障害の場合は、障害ボリュームを取り換えおよび、 ―――― CE作業 ボリュームの構成情報を復元します。 (5)GDSリソースを活性状態にします。 GDSリソースの活性手順は、“11.11.3 GDSリソースの活性” を参照してください。 (6)rdbrcvdicコマンドのLOADモードで、RDBディレクトリファイルを ―――― rdbrcvdicコマンド リカバリします。RDBディレクトリファイルのリカバリは、インクリ (Lオプションかつ メンタルリカバリによるリカバリを推奨します。 rオプションかつ ddlオプション) (7)Symfoware/RDBを起動します。 ―――― rdbstartコマンド ホットスタンバイ機能の場合 ⇒(8) スタンバイ機能の場合 ⇒(9) (8)ホットスタンバイの宣言をします。 ―――― rdbhsutyコマンド (RDBディレクトリファイルをリカバリするとホットスタンバイの使用 (monオプション) で宣言した情報が初期化されるため、ホットスタンバイの使用を 再宣言する必要があります。RDBディレクトリファイルをリカバリする 前と同じ内容を再宣言します。) (9)Symfoware/RDBを停止します。 ―――― rdbstopコマンド (10)GDSリソースを非活性状態にします。 GDSリソースの非活性手順は、“11.11.8 GDSリソースの非活性” を参照してください。 (11)運用系および待機系のクラスタアプリケーションの保守停止を解除 します。 クラスタアプリケーションの保守停止解除の手順は、 “11.13.3 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除” を参照してください。 (12)RDBディレクトリファイルをインクリメンタルリカバリに ―――― rdbrcvコマンド よりリカバリした場合は、ユーザログテーブルの (Dオプション) アクセス情報を復元します。 |
RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルを同時にリカバリする場合は、rdbrcvdicコマンドのFWモードまたはrdbrcvdicコマンドのLOADモードを使用します。
rdbrcvdicコマンドのFWモードにより、最新状態までリカバリします。
rdbrcvdicコマンドのLOADモードにより、RDBディクショナリの退避データ取得時点までリカバリします。
参照
各コマンドのオプションの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
Symfoware/RDB停止中でアーカイブログ運用を行っている場合のリカバリ操作の手順を以下に示します。
◆リカバリ操作の手順
運用系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。
(1)スタンバイ型のクラスタアプリケーション配下の業務を完全に停止します。 (2)運用系および待機系のクラスタアプリケーションを保守停止します。 クラスタアプリケーションの保守停止手順は、 “11.13.2 クラスタアプリケーションの保守のための停止” を参照してください。 (3)Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。 Symfoware/RDBを配置している各ノードのメッセージログファイルに、 Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止してい ることを確認します。 (4)媒体障害の場合は、障害ボリュームを取り換えおよび、 ―――― CE作業 ボリュームの構成情報を復元します。 (5)GDSリソースを活性状態にします。 GDSリソースの活性手順は、“11.11.3 GDSリソースの活性” を参照してください。 (6)rdbrcvdicコマンドのFWモードでRDBディクショナリと ―――― rdbrcvdicコマンド RDBディレクトリファイルをリカバリします。 (Fオプションかつ RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルのリカバリは、 ddlオプション) インクリメンタルリカバリによるリカバリをお勧めします。 (7)Symfoware/RDBを起動します。 ―――― rdbstartコマンド ホットスタンバイ機能の場合 ⇒(8) スタンバイ機能の場合 ⇒(9) (8)ホットスタンバイの宣言をします。 ―――― rdbhsutyコマンド (RDBディレクトリファイルをリカバリするとホットスタンバイ (monオプション) の使用で宣言した情報が初期化されるため、ホットスタンバイ の使用を再宣言する必要があります。RDBディレクトリファイル をリカバリする前と同じ内容を再宣言します。) (9)Symfoware/RDBを停止します。 ―――― rdbstopコマンド (10)GDSリソースを非活性状態にします。 GDSリソースの非活性手順は、“11.11.8 GDSリソースの非活性” を参照してください。 (11)運用系および待機系のクラスタアプリケーションの保守停止 を解除します。 クラスタアプリケーションの保守停止解除の手順は、 “11.13.3 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除” を参照してください。 (12)RDBディクショナリの退避データを取得します。 ―――― rdbdmpdicコマンド (13)RDBディレクトリファイルをインクリメンタルリカバリに ―――― rdbrcvコマンド よりリカバリした場合は、ユーザログテーブルの (Dオプション) アクセス情報を復元します。 |