ユーザログテーブルのシステムファイルに異常が発生した場合の振る舞いを以下に示します。
ファイル | 異常発生時の振る舞い |
---|---|
RDBディクショナリ | qdg03121u メッセージを出力 |
RDBディレクトリファイル | qdg12666u メッセージを出力 |
ログ管理ファイル | qdg12251e|qdg12434u|qdg12443u|qdg13239i メッセージを出力 |
テンポラリログファイル | qdg12111u|qdg12440u|qdg12441u|qdg12442u|qdg13239i メッセージを出力してSymfoware/RDB強制停止 |
アーカイブログファイル | qdg03815u|qdg12250u|qdg12275w|qdg12483u|qdg13239i メッセージを出力 |
ポイント
システムファイルに異常が発生した場合、そのリカバリのためにRDBシステムを停止しなければなりません。そのため、Symfoware/RDBのシステムファイルは二重化することをお勧めします。
■複数の資源が破壊された場合のリカバリ順序
複数のSymfoware/RDBの資源が破壊された場合は、以下のリカバリ順序に従ってリカバリしてください。
リカバリ順序 | 資源種別 | リカバリ方法 |
---|---|---|
1 | ログ管理ファイル | |
2 | アーカイブログファイル (注1) | |
3 | テンポラリログファイル | |
4 | RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル | |
5 | ユーザログテーブル (注2) |
注1) アーカイブログファイルが破壊されている場合は、アーカイブログファイルを作成してください。アーカイブログファイルが破壊されていない場合は、再登録にてリカバリしてください。
注2) RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルが破壊されている場合は、エントリ通番が初期化される場合があります。