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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

6.3.3 エクスポートしたユーザログの参照・加工

ユーザログテーブルからエクスポートしたデータは、ほかのデータベースにロードしたあとで、SQL文を使って、参照・加工などができます。

なお、rdbcycexpコマンドのテキスト形式(-tオプション)でエクスポートしたデータは、Symfoware ServerやOracleなどさまざまなデータベースにロードすることができますが、バイナリ形式(-oオプションまたは-tと-oを省略)でエクスポートしたデータは、Symfoware Serverにしかロードすることができません。

出力ファイルのデータの文字コード系は、以下のとおりです。

オプションの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

出力ファイルのデータの文字コード系と処理対象のデータベースの文字コード系が異なる場合、コード変換が行われます。コード変換により変換先に該当する文字コードが存在しない場合は、コード変換エラーとなります。

ポイント

  • データのソート、マージが必要な場合は、外部ツールなどで実施してください。

  • ユーザログを参照・加工するシステム(データベース)の利用方法については、利用するデータベースシステムのマニュアルを参照してください。

注意

全エントリの容量不足が発生すると、アプリケーションはエラーとなります。このため、エントリのエクスポートを計画的に実施する必要があります。詳細は“6.3.6 エクスポートのスケジュールの設計”を参照してください。