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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

4.5.2 ローカルファイルに作成する場合

データベース用の領域には、ファイルシステム上のUNIX系ファイルを割り当てます。

以下に、例を示します。

データベース用の領域には、NTFSのファイルを割り当てます。以下に、Windows Serverの場合の例を示します。

データベーススペースの作成は、CREATE DBSPACE文で行います。

CREATE DBSPACE文を実行すると、以下の処理が行われます。

CREATE DBSPACE

CREATE DBSPACE文では、データベーススペース名と、データベーススペースを作成するローカルファイル名を指定します。

ユーザログテーブルのためのデータベーススペースの定義を実行するCREATE DBSPACE文の例を、以下に示します。

データベーススペースDBSP_1、DBSP_2とDBSP_3を作成します。


それぞれのデータベーススペースには、ユーザログテーブル専用の以下のUNIX系ファイルを割り当てます。

CREATE DBSPACE  DBSP_1  ALLOCATE FILE  /home/rdbdps/DB_SP1
                  ↑データベーススペース名     ↑ファイル名  
                                                ATTRIBUTE SPACE(600M);
                                                                ↑データベーススペース量
CREATE DBSPACE  DBSP_2  ALLOCATE FILE  /home/rdbdps/DB_SP2
                                                ATTRIBUTE SPACE(600M);
CREATE DBSPACE  DBSP_3  ALLOCATE FILE  /home1/rdbdps/DB_SP3
                                                ATTRIBUTE SPACE(600M);


それぞれのデータベーススペースには、ユーザログテーブル専用の以下のNTFSファイルを割り当てます。

CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE FILE C:\SFWD\RDB\USR\DB_SP1
↑データベーススペース名 ↑ファイル名
ATTRIBUTE SPACE(600M);
↑データベーススペース量
CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE FILE C:\SFWD\RDB\USR\DB_SP2
ATTRIBUTE SPACE(600M);
CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE FILE E:\SFWD\RDB\USR\DB_SP3
ATTRIBUTE SPACE(600M);

データベーススペース名

データベーススペース名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。

ファイル名

データベーススペースに割り当てるファイル名を指定します。

データベーススペース量

データベーススペースに割り当てるスペース量を指定します。データベーススペース量の見積りについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベーススペース量の見積り式”を参照してください。