以下に、環境設定ファイルのテンプレートが格納されています。
環境設定ファイルを作成する際には、必要なテンプレートファイルをコピーして利用してください。
[オフライン運用/HA構成/ddバックアップの場合]
installdir/sample/offline/ha/dd |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
[オフライン運用/HA構成/ACMバックアップの場合]
installdir/sample/offline/ha/acm |
installdir : 本製品のインストールフォルダー
RAWデバイス上に作成したHA構成のデータベースで、ACM (QuickOPC) によるオフライン運用を行う場合の環境設定ファイル作成例を以下に示します。
≪基本情報ファイルの条件≫
「運用種別」:オフライン
「環境設定名」:conf4
「データベース運用形態」:HA
「データベースファイル種別」:RAW
「データベースバックアップ方法」:ACM(QuickOPC)
OPE_TYPE=2 CONF_NAME=conf4 DB_TYPE=2 DBF_TYPE=2 BK_TYPE=4
≪Oracle定義ファイルの条件≫
データベース名:dbname4
Oracle Edition:Enterprise Edition
Oracleユーザー:oracle
ORACLE_HOME:/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1
Gridユーザー:不要
Gridホーム:不要
ORA_DB_NAME=dbname4 ORA_VL=1 ORA_E=2 ORA_OWN=oracle ORA_HOME=/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1 ORA_GRID_OWN= ORA_GRID_HOME=
注意
パラメーター値を記載しない場合も、“パラメーター名=”まで記載してください。
設定する領域の「種別」が「ディレクトリ」か、それ以外かによって設定する項目数が異なりますので、対応した条件の例を参照してください。
≪RMfO管理領域定義ファイルの条件(種別:ディレクトリ)≫
種別:ディレクトリ
ボリューム:不要
マウントポイント/ディレクトリ:/rmfo/conf4/rmfo_setup
0||/rmfo/conf4/rmfo_setup
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
≪RMfO管理領域定義ファイルの条件(種別:ディレクトリ以外)≫
種別: ufs logging
ボリューム:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2170s1
マウントポイント/ディレクトリ:/rmfo/conf4/rmfo_setup
2|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2170s1|/rmfo/conf4/rmfo_setup
≪バックアップ基本情報ファイルの条件≫
バックアップ管理世代数:指定不可
不要バックアップ削除タイミング:指定不可
アーカイブログ自動削除:指定不可
リカバリ・カタログ登録:指定不可
実行ログ保存期間:31日
トレースレベル:標準
BK_GEN=-1 BK_DEL=-1 ARC_DEL=-1 CATALOG=-1 LOG_GEN=31 TRC_LVL=1
≪ノードリストファイルの条件≫
ホスト名1:dbsvr41
ORACLE_SID:orasid4
ASMインスタンス名:不要
ホスト名2:dbsvr42
ORACLE_SID:orasid4
ASMインスタンス名:不要
dbsvr41|orasid4| dbsvr42|orasid4|
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
≪オフラインバックアップ定義ファイルの条件≫
未設定:不要
バックアップ元ボリューム1:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s1@acmsrv4
未設定:不要
バックアップ先ボリューム1:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s1@acmsrv4
未設定:不要
バックアップ元ボリューム2:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s2@acmsrv4
未設定:不要
バックアップ先ボリューム2:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s2@acmsrv4
未設定:不要
バックアップ元ボリューム3:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s3@acmsrv4
未設定:不要
バックアップ先ボリューム3:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s3@acmsrv4
|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s1@acmsrv4||/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s1@acmsrv4 |/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s2@acmsrv4||/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s2@acmsrv4 |/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s3@acmsrv4||/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s3@acmsrv4 :
注意
デバイスは、ACMの論理ノード名(SWSTGNODE)を「acmsrv4」として登録した場合の例となります。
作成例では一部の領域のみを指定しています。設定時は、必ず表領域が格納されているボリュームをすべて設定してください。
設定値を区切る「|」は省略できません。