ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書

7.4.1 オンライン環境設定ファイルの作成

コマンドでオンライン運用環境の設定を行う場合、管理者が、オンライン環境設定ファイルをテキストエディタなどで作成する必要があります。
オンライン環境設定ファイルの作成手順について説明します。

注意

• 「7.1 オンライン運用環境設定の流れ」を参照して、事前に行うべき作業がすべて完了していることを確認してください。

1. オンライン環境設定ファイルを格納するフォルダーを作成します

   以下のフォルダーを作成します。

   installdir\conf\work\confname

   installdir : 本製品のインストールフォルダー
   confname : 環境設定名

   ポイント

   • 「環境設定名」の命名規約については「第19章 環境設定情報」または「第20章 環境設定ファイル」を参照してください。

   • 環境設定名は、本製品で作成されたオンライン運用およびオフライン運用のすべての運用環境設定において、同一サーバ内で一意の名前を指定する必要があります。

2. オンライン環境設定ファイルを作成します

   作成したフォルダー配下に、以下のファイルを作成します。

   • 共通で必要になるファイル

     • 基本情報ファイル(rmfo_system.ini)

     • Oracle定義ファイル(rmfo_database.ini)

     • RMfO管理領域定義ファイル(rmfo_setup.ini)

     • バックアップ基本情報ファイル(rmfo_bkcom.ini)

     • ノードリストファイル(rmfo_node.ini)

     • 制御ファイルバックアップ定義ファイル(rmfo_bkctl.ini)

     • アーカイブログバックアップ定義ファイル(rmfo_bkarch.ini)

     • リカバリ・カタログ・データベース定義ファイル(rmfo_catalog.ini)

     • リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイル(rmfo_rmansyspwd.ini)

     • リカバリ・カタログ・ユーザーパスワードファイル(rmfo_rmanpwd.ini)

   • RMANバックアップの場合に必要になるファイル

     • データファイルバックアップ定義ファイル(rmfo_bkdbf.ini)

   • ACMバックアップの場合に必要になるファイル

     • ACMバックアップ定義ファイル(rmfo_acmdbf.ini)

   • ASM上に構成されたデータベースのバックアップを行う際に必要になるファイル

     • SPFILEバックアップ定義ファイル(rmfo_bkspf.ini)

   • RAC構成のバックアップを行う際に必要となるファイル

     • アーカイブログ出力先定義ファイル(rmfo_arch.ini)