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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書
FUJITSU Storage

20.1.10 SPFILEバックアップ定義ファイル (rmfo_bkspf.ini)

SPFILEのバックアップ情報を指定する環境設定ファイルを「SPFILEバックアップ定義ファイル」と呼びます。

SPFILEバックアップ定義ファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。

installdir\conf\work\confname\rmfo_bkspf.ini

installdir : 本製品のインストールフォルダー
confname : 環境設定名

注意

環境設定名には、「20.1.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。

SPFILEバックアップ定義ファイルには、以下のフォーマットで、SPFILEのバックアップ先情報を1行で記述します。

世代番号|種別||フォルダー名

SPFILEバックアップ定義ファイルに設定する情報を、以下に示します。

項目名

設定値

世代番号

世代管理に使用する番号を1~3で指定してください。

種別

以下の数値を指定してください。

  • 0

フォルダー名

SPFILEのバックアップ先として使用するフォルダーを絶対パスで指定します。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • ドライブ直下以外を指定する場合、パスの最後に「\」を入れないでください。

注意

  • 設定値を区切る「|」は省略できません。

  • 「|」の前後に、空白およびタブを入れないでください。

  • 空行を入れないでください。

  • 「フォルダー名」に指定するパスには、専用のパスを指定してください。指定したパス配下には、本製品内で作成するファイル以外格納しないでください。

  • 定義する行数は管理世代数分必要です。必ず上から世代順に設定してください。