データファイルのバックアップに関する情報を指定する環境設定ファイルを「データファイルバックアップ定義ファイル」と呼びます。
データファイルバックアップ定義ファイルは、データファイルバックアップ方法にRMANを使用する場合のみ作成します。
データファイルバックアップ定義ファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。
installdir\conf\work\confname\rmfo_bkdbf.ini |
installdir : 本製品のインストールフォルダー
confname : 環境設定名
注意
環境設定名には、「20.1.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。
データファイルバックアップ定義ファイルには、1行につき1つのバックアップ先領域の情報を指定します。
データファイルバックアップ定義ファイルの形式は、以下のとおりです。
世代番号|種別||フォルダー名 |
データファイルバックアップ定義ファイルの1行に設定する情報を、以下に示します。
項目名 | 設定値 |
---|---|
世代番号 | 世代管理に使用する番号を1~3で指定してください。 |
種別 | 以下の数値を指定してください。
|
フォルダー名 | データファイルのバックアップ先として使用するフォルダーを絶対パスで指定します。
|
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
「|」の前後に、空白およびタブを入れないでください。
空行を入れないでください。
「フォルダー名」に指定するパスには、専用のパスを指定してください。指定したパス配下には、本製品内で作成するファイル以外格納しないでください。
定義する行数は管理世代数分必要です。必ず上から世代順に設定してください。