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Systemwalker共通 Systemwalker 共通ユーザー管理/Systemwalker シングル・サインオン使用手引書
FUJITSU Software

5.4.2 Systemwalkerシングル・サインオンエージェントの運用環境を変更する

以下の製品が導入されているサーバのホスト名、IPアドレス、およびポート番号が変更になった場合は、Systemwalkerシングル・サインオンエージェントの運用環境についても、ホスト名、IPアドレス、およびポート番号を変更する必要があります。

製品名

インストール種別

Systemwalker Centric Manager

運用管理サーバ

Systemwalker Operation Manager

サーバ

Systemwalker Service Quality Coordinator

運用管理クライアント

Systemwalkerシングル・サインオンエージェントの運用環境で、ホスト名、IPアドレス、およびポート番号を変更する方法について説明します。

ホスト名、IPアドレス、ポート番号変更する

ホスト名、IPアドレス、およびポート番号は、以下の手順で変更します。

  1. [Interstage 管理コンソール]を起動します。

    起動方法は、“[Interstage 管理コンソール]の起動方法”を参照してください。

  2. [Interstage 管理コンソール]で、[システム]-[セキュリティ]-[シングル・サインオン]-[認証基盤]-[リポジトリサーバ]-[保護リソース]を選択します。

  3. 変更する[FQDN]を選択し、[削除]ボタンを選択します。

  4. 認証サー境構築”の手順14~22を参照し、業務システム構築ファイルをダウンロードします。

  5. Systemwalkerシングル・サインオンエージェントが導入されているコンピュータで、以下のコマンドを実行します。

    swidmg_set_ssoagent UPDATE -f 業務システム構築ファイル -p パスワード

    swidmg_set_ssoagentコマンドの実行場所と格納先は以下のとおりです。

    【コマンド実行場所】

    Systemwalker製品名

    インストール種別

    Systemwalker Centric Manager

    運用管理サーバ

    Systemwalker Operation Manager

    サーバ

    Systemwalker Service Quality Coordinator

    運用管理クライアント

    【格納先】

    OS

    格納先

    Windows

    %F4AM_INSTALL_PATH%\F4AMidmg\client

    UNIX

    /opt/FJSVswaic/client

    swidmg_set_ssoagentコマンドの詳細については、“swidmg_set_ssoagent(Systemwalkerシングル・サインオンエージェント設定コマンド)”を参照してください。

Systemwalker Operation Manager V13.4.0-V13.6.1 から Systemwalker Operation Manager V13.7.0以降へ移行する

Systemwalker Operation Manager V13.4.0-V13.6.1から、Systemwalker Operation Manager V13.7.0以降へ移行する場合で、Systemwalker シングル・サインオン機能を使用している場合は、以下の手順で定義情報の退避/復元を行います。

移行前の作業

以下手順でデータを退避します。

  1. SWF4AM.confを開き、内部に記載されている以下の情報を退避します。

    Windows】

    LoadModule ssoatzihs_module "%F4AM_INSTALL_PATH%\F4AMidmg\client\F3FMsso\ssoatzag\lib\F3FMssoatzihs.dll"
    ISSsoBusinessSystemName システム名

    注)

    %F4AM_INSTALL_PATH%の部分は、環境変数の値に読み替えてください。

    UNIX】

    LoadModule ssoatzihs_module "/opt/FJSVssoaz/lib/ssoatzihs.so"
    ISSsoBusinessSystemName システム名


    SWF4AM.confの格納先は以下のとおりです。

    SWF4AM.conf格納先】

    OS

    格納先

    Windows

    %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\F3FMshs\SWCONSOLE\conf\include

    UNIX

    /etc/opt/FJSVswnc/F3FMshs/SWCONSOLE/conf/include

移行後の作業

以下の手順で移行前に退避した情報を復元します。

  1. Systemwalker Operation Managerが提供するWebサーバのhttpd.confに以下の記述を追加してください。この時システム名には、移行前の作業で退避した情報のものを指定してください。

    Windows】

    LoadModule ssoatzihs22_module "%F4AM_INSTALL_PATH%/F4AMidmg/client/F3FMsso/ssoatzag/lib/F3FMssoatzihs22.dll"
    ISSsoBusinessSystemName システム名

    注)

    %F4AM_INSTALL_PATH%の部分は、環境変数の値に置き換えてください。自動展開はされません。

    また、パスの「\」は「/」に置き換えてください。

    UNIX】

    LoadModule ssoatzihs22_module "/opt/FJSVssoaz/lib/ssoatzihs22.so"
    ISSsoBusinessSystemName システム名

    Systemwalker Operation ManagerのWebサーバのhttpd.confの格納先は、“Systemwalker Operation Manager 導入ガイド”の“Webコンソールの暗号化通信(HTTPS通信)の定義”を参照してください。

  2. Systemwalker Operation Managerのサービス/デーモン起動/停止コマンドを実行して、Webサーバを再起動します。