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Systemwalker共通 Systemwalker 共通ユーザー管理/Systemwalker シングル・サインオン使用手引書
FUJITSU Software

4.2.4 認証サーバに使用するWebサーバの環境構築

以下の手順で、認証サーバに使用するWebサーバを構築します。

  1. [Interstage 管理コンソール]を起動します。

    起動方法は、“[Interstage 管理コンソール]の起動方法”を参照してください。

  2. [Interstage 管理コンソール]画面で、[システム]-[サービス]-[Webサーバ]-[新規作成]タブを選択します。

  3. 以下のように各項目を設定し、[作成]ボタンを選択します。

    • [Webサーバ設定]

      • [Webサーバ名]

        作成するWebサーバ名を、64バイト以内で入力します。

        指定可能な文字は以下のとおりです。

        ・半角英数字

        ・記号(「-」)

        先頭文字と最終文字は半角英数字で指定します。

        [Webサーバ名]は、必ず入力してください。

        注意

        すでに存在するWebサーバ名は入力できません。

        Windowsの場合、英字の大文字と小文字は、区別されません。

        UNIXの場合、英字の大文字と小文字は、区別されます。

      • [ポート番号]

        クライアントからの接続要求を受け取るポート番号を入力します。

        ポート番号には、1から65535までを入力することができます。また、IPアドレス、およびポート番号を“IPアドレス:ポート番号”の形式で指定することができます。

        IPアドレスは、“xxx.xxx.xxx.xxx”(xxx:0から255までの数値、省略不可)の形式で指定します。Solarisの場合は、IPv6アドレスを角括弧([])で囲んで指定することもできます。

        省略した場合、80が適用されます。

        注意

        複数のWebサーバに同じポート番号を設定できますが、それらのWebサーバを同時に起動できません。複数のWebサーバを同時に運用する場合は、Webサーバごとに異なる“ポート番号”または“IPアドレス:ポート番号”を指定してください。

        なお、インストール時に作成されるWebサーバ“FJapache”のポート番号の初期値は、“80”です。

      • [サーバのホスト名またはIPアドレス]

        サーバのホスト名またはIPアドレスを入力します。Windows版の場合は255バイトまでの文字列を、Linux版/Solaris版の場合は106バイトまでの文字列を指定します。

        IPアドレスを設定する場合は、“xxx.xxx.xxx.xxx”(xxx:0から255までの数値、省略不可)の形式で指定します。

        省略した場合、マシンに設定されているIPアドレスを元に検索したホスト名が適用されます。

        注意

        サーバのホスト名または、IPアドレスに、IPv6アドレスを指定することはできません。

        以下の文字および記号を使用することはできません。

        ・マルチバイト文字

        ・空白

        ・記号(「#」「"」「/」)

  4. [Interstage 管理コンソール]画面で、[システム]-[サービス]-[Webサーバ]-[Webサーバ名(注)]-[環境設定]タブを選択します。

    注)
    Webサーバ名は、手順3.で入力したWebサーバ名を選択してください。

  5. [詳細設定]の[表示]をクリックします。

  6. 以下の項目を設定し、[適用]ボタンを選択します。

    • [SSL]

      • [SSLの使用]

        SSL通信を行うかを選択します。[使用する]を選択します。

      • [SSL定義]

        SSL通信を行う場合、ドロップダウンリストから使用するSSL定義を選択します。“SSL境構築”で設定したSSL定義を選択してください。