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Systemwalker共通 Systemwalker 共通ユーザー管理/Systemwalker シングル・サインオン使用手引書
FUJITSU Software

4.2.1 Systemwalkerシングル・サインオンサーバのインストール

Systemwalkerシングル・サインオンサーバのインストール手順について説明します。

Windowsサーバへのインストール

以下の手順で、Systemwalkerシングル・サインオンサーバをインストールします。

  1. インストールするコンピュータにログオンします。

    ローカルグループのAdministratorsグループに所属するユーザー名でログオンします。

    導入環境がドメインコントローラの場合は、ビルトインローカルのAdministratorsグループに所属しているユーザー名でログオンします。

  2. Systemwalkerシングル・サインオンサーバのDVD-ROMをセットし、以下のインストールコマンドを実行します。

    ローカルインストールを行う場合はDVD-ROMから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します。

    1枚目のDVD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\swsetup.exe

    ポイント

    Autorunによるインストール

    Systemwalker シングル・サインオンサーバの1枚目のインストール媒体(DVD-ROM)をDVD-ROMドライブに挿入すると、インストールコマンドを実行しなくてもAutorunによりインストール画面が表示されますので、その指示に従ってください。

  3. 以下の[セットアップ]画面で、[インストール]をクリックします。

  4. 以下の画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  5. Interstage Application Serverのインストール先ディレクトリを選択します。

    以下の画面で[インストール先ディレクトリ]を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストール先ディレクトリに指定できる文字は、30文字までの以下の文字です。

    • 半角英数字

    • 半角スペース

    • 記号(「-」「_」)

  6. Interstage Application Serverで使用するポート番号を設定します。

    注意

    以下のポート番号は指定しないでください。

    • 現在動作しているポート番号

      現在動作しているポート番号は、以下のコマンドで確認できます。

      > netstat -a -n

    • OSが一時的に利用するポート(エフェメラルポート)

  7. Interstage 管理コンソールへSSL接続する場合は、[SSL通信を利用する]をチェックしてください。

  8. 以下の画面で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
    [次へ]ボタンをクリックすると、インストールを開始します。

    確認項目

    • バージョンレベル

    • [インストール先]

    • [Interstage Application Serverが使用するポート番号]

    • [Interstage 管理コンソールのセキュリティ運用形態]

  9. インストールが完了すると以下の画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックします。


Solarisサーバへのインストール

以下の手順で、Systemwalkerシングル・サインオンサーバをインストールします。

なお、Systemwalker シングル・サインオンサーバを正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。IPC資源のチューニングを行っていない場合は、“Interstage Application Serverのチューニングガイド”を参照し、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。

注意

global zoneにインストールする場合

  • non-global zoneが存在する場合、すべてのnon-global zoneが正常に設定されていないとインストール/アンインストールに失敗する場合があります。
    すべてのnon-global zoneが以下の状態でないことを確認してからインストール/アンインストールを実行してください。

    • zonecfg(1M)でゾーンを定義したが、zoneadm(1M)でnon-global zoneをインストールしていない状態

    • zoneadm(1M)でnon-global zoneをインストール後、non-global zoneをブートしただけで、初期設定(パスワードやホスト名の設定など)をしていない状態

    • non-global zoneのインストール中、または削除中の状態

  • non-global zoneが存在する場合、すべてのnon-global zoneを起動させた状態(zoneadmコマンドですべてのnon-global zoneが"running" と表示されている状態)で、インストール/アンインストールを実行してください。
    ただし、インストール/アンインストール中は、non-global zoneでは操作を行わないでください。


non-global zoneにインストールする場合

Systemwalkerシングル・サインオンサーバをインストールするnon-global zoneは、完全ルートゾーンとしてください。

また、non-global zoneを作成する場合、inherit-pkg-dirは設定しないでください。

non-global zone作成後は、rootのパスワードは作成されていません。「zlogin -C」でzloginすることで、zoneの環境設定をしてください。

なお、non-global zoneが完全ルートゾーンであるかは、global zoneで以下のコマンドを実行することで確認できます。

# /usr/sbin/zonecfg -z ゾーン名 info inherit-pkg-dir

上記コマンドを実行し、inherit-pkg-dirの設定が表示されなければ完全ルートゾーンと判断できます。


クラスタシステムを構築する場合

Systemwalker シングル・サインオンサーバをクラスタ運用する場合は、global zoneにインストールしてください。

ポイント

[Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ]画面で、“?”、“q”を指定した場合

  • “?”:ヘルプが表示されます。

  • “q”:セットアップ処理を中止します。

  1. スーパーユーザーでログインします。

    Systemwalker シングル・サインオンサーバをインストールするサーバに、スーパーユーザーでログインします。

  2. インストール媒体をセットします。

    インストール媒体を装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、DVD-ROMをマウントします。

    注意

    DVD-ROM装置のデバイス名についての注意事項

    DVD-ROM装置のデバイス名は、環境によって異なる場合がありますので事前に確認してください。

    /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/~ /dvdrom

    備考.デバイス名(/dev/~)は、システムによって異なる場合があります。/dvdromまたは/mnt/dvdromがない場合はあらかじめ作成してください。

  3. インストールコマンドを実行します。

    Systemwalker シングル・サインオンサーバのインストールコマンドを起動します。

    # DVD-ROMのマウントポイント/swsetup

  4. ようこそ画面が表示されます。

    以下の画面で、リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
             All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 1995 - 2013
    ===========================================================================
    
    Systemwalker シングル・サインオンサーバセットアップへようこそ!!
    セットアップは、Systemwalker シングル・サインオンサーバをインストールします。
    
    リターンキーを押してください。
  5. Interstage Application Serverのインストール先を選択します。

    インストール先を変更する場合は、"y"を入力します。変更しない場合は、"n"またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << インストール先ディレクトリの指定 >>
    
       プログラムの配置先         : /opt
       固定定義ファイルの配置先   : /etc/opt
       可変定義ファイルの配置先   : /var/opt
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> y
  6. 【[インストール先ディレクトリの指定]画面で“y”を指定した場合】

    インストール先を指定します。

    以下の画面でインストール先のディレクトリ名を40バイト以下の半角英数字のフルパス(ただし、ルートパス“/”は指定不可)で指定し、リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << インストール先ディレクトリの指定 >>
    
       プログラムの配置先         : /opt
       固定定義ファイルの配置先   : /etc/opt
       可変定義ファイルの配置先   : /var/opt
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    インストール先ディレクトリを指定してください。
       プログラムの配置先(初期値: /opt) [?,q] ==> /opt2
    
       固定定義ファイルの配置先(初期値: /etc/opt) [?,q] ==> /etc/opt2
    
       可変定義のファイルの配置先(初期値: /var/opt) [?,q] ==> /var/opt2
  7. 【[インストール先ディレクトリの指定]画面で“y”を指定した場合】

    インストール先を再確認します。

    インストール先ディレクトリを指定した場合は、以下の画面が表示されます。インストール先ディレクトリを再び変更する場合は“y”を、変更しない場合は“n”またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << インストール先ディレクトリの指定 >>
    
       プログラムの配置先         : /opt2
       固定定義ファイルの配置先   : /etc/opt2
       可変定義ファイルの配置先   : /var/opt2
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> n
  8. Interstage Application Serverで使用するポート番号を設定します。

    現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は、指定しないでください。

    # netstat -an

    ポート番号を変更する場合は、"y"を入力します。変更しない場合は、"n"またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << ポート番号の指定 >>
    
       Interstage管理コンソール            : 12000
       Webサーバ(Interstage HTTP Server)   : 80
       CORBAサービス                       : 8002
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> y
  9. 【[ポート番号の指定]画面で“y”を指定した場合】

    ポート番号を指定します。

    以下の画面でポート番号を半角数字で指定し、リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
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    ===========================================================================
    
    << ポート番号の指定 >>
    
       Interstage管理コンソール            : 12000
       Webサーバ(Interstage HTTP Server)   : 80
       CORBAサービス                       : 8002
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    ポート番号を指定してください。
      Interstage管理コンソール(初期値: 12000) [?,q] ==> 12001
    
      Webサーバ(Interstage HTTP Server)(初期値: 80) [?,q] ==> 8080
    
      CORBAサービス(初期値: 8002) [?,q] ==> 8003
  10. 【[ポート番号の指定]画面で“y”を指定した場合】

    ポート番号を再確認します。

    ポート番号を指定した場合は、以下の画面が表示されます。ポート番号を再び変更する場合は“y”を、変更しない場合は、“n”、またはリターンキーを入力します。

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              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << ポート番号の指定 >>
    
       Interstage管理コンソール            : 12001
       Webサーバ(Interstage HTTP Server)   : 8080
       CORBAサービス                       : 8003
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> n
  11. Interstage 管理コンソールのセキュリティ運用形態を選択します。

    Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態を変更する場合は、"y"を入力します。変更しない場合は、"n"、またはリターンキーを入力します。

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              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << セキュリティ運用形態の指定 >>
    
       SSL通信 : 利用する
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> y
  12. 【[セキュリティ運用形態の指定]画面で“y”を指定した場合】

    セキュリティ運用形態を指定します。

    以下の画面でポート番号を半角英数字で指定し、リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
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    ===========================================================================
    
    << セキュリティ運用形態の指定 >>
    
       SSL通信 : 利用する
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    セキュリティ運用形態を指定してください。
      SSL通信(初期値: 利用する) [?,q,0:利用しない,1:利用する] ==> 0
  13. 【[セキュリティ運用形態の指定]画面で“y”を指定した場合】

    セキュリティ運用形態を再確認します。

    セキュリティ運用形態を指定した場合は、以下の画面が表示されます。セキュリティ運用形態を再び変更する場合は“y”を、変更しない場合は“n”、またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
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    ===========================================================================
    
    << セキュリティ運用形態の指定 >>
    
       SSL通信 : 利用しない
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> n
  14. セットアップ情報を確認します。

    以下の画面で、インストールを開始する場合は“y”を、中止する場合は“n”を入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
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    ===========================================================================
    
    << インストール処理続行の確認 >>
    
      [インストール先ディレクトリ]
         プログラムの配置先     : /opt2
         固定定義ファイルの配置先 : /etc/opt2
         可変定義ファイルの配置先 : /var/opt2
    
      [ポート番号]
         Interstage管理コンソール          : 12001
         Webサーバ(Interstage HTTP Server) : 8080
         CORBAサービス                     : 8003
    
      [セキュリティ運用形態]
         SSL通信 : 利用しない
    
    この設定でパッケージのインストールを開始してもよろしいですか。[y,n,?] ==> y

    注意

    Solaris 11以降の場合、Systemwalkerシングル・サインオンサーバのFJSVisasパッケージのインストール中に、以下のメッセージが出力されることがあります。

    WARNING: setting mode of</usr/lib/locale/ja> to default mode (755)

    WARNING: setting mode of</usr/lib/locale/ja/LC_MESSAGES> to default mode (755)

    上記のメッセージが出力された場合、以下のディレクトリが自動生成されますが、動作には影響はありません。

    • /usr/lib/locale/ja

    • /usr/lib/locale/ja/LC_MESSAGES

  15. インストールを終了します。

    インストールが正常に完了すると以下の画面が表示されます。リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
             All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 1995 - 2013
    ===========================================================================
    
    インストールは成功しました。
    このプログラムを使用するには、システムを再起動した後に本製品の環境を構築
    する必要があります。
  16. システムを再起動します。

    Systemwalker シングル・サインオンサーバを使用する場合はシステムを再起動する必要があります。

    以下にシステム再起動コマンドの例を示します。

    # cd /

    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0

  17. 以下のコマンドのどちらかを実行し、環境変数の設定を行います。

    • /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh

    • /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh

    ボーンシェル、またはbashの場合

    運用を行う各コンピュータで、ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行します。

    . /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh

    Cシェルの場合

    運用を行う各コンピュータで、sourceコマンドを使用してsetISASEnv.cshを実行します。

    source /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh

    各コマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“環境変数設定ツールについて”を参照してください。


Linuxサーバへのインストール

以下の手順で、Systemwalkerシングル・サインオンサーバをインストールします。

なお、Systemwalker シングル・サインオンサーバを正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。IPC資源のチューニングを行っていない場合は、“Interstage Application Serverのチューニングガイド”を参照し、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。

以下の手順の画面例は、Red Hat Enterprise Linux 6用のインストール媒体でインストールした際の画面例です。

ポイント

[Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ]画面で、“?”、“q”を指定した場合

  • “?”:ヘルプが表示されます。

  • “q”:セットアップ処理を中止します。

  1. スーパーユーザーでログインします。

    Systemwalker シングル・サインオンサーバをインストールするサーバに、スーパーユーザーでログインします。

  2. インストール媒体をセットします。

    インストール媒体を装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、DVD-ROMをマウントします。

    注意

    DVD-ROM装置のデバイス名についての注意事項

    DVD-ROM装置のデバイス名は、環境によって異なる場合がありますので事前に確認してください。

    /bin/mount -t iso9660 -r /dev/~ /dvdrom

    備考.デバイス名(/dev/~)は、システムによって異なる場合があります。/dvdromまたは/mnt/dvdromがない場合はあらかじめ作成してください。

  3. インストールコマンドを実行します。

    Systemwalker シングル・サインオンサーバのインストールコマンドを起動します。

    # DVD-ROMのマウントポイント/swsetup

  4. ようこそ画面が表示されます。

    以下の画面で、リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
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    ===========================================================================
    
    Systemwalker シングル・サインオンサーバセットアップへようこそ!!
    セットアップは、Systemwalker シングル・サインオンサーバをインストールします。
    
    リターンキーを押してください。
  5. Interstage Application Serverのインストール先を確認します。

    [インストール先ディレクトリの指定]画面でインストール先ディレクトリを確認してリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
             All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 1995 - 2013
    ===========================================================================
    
    << インストール先ディレクトリの指定 >>
    
       プログラムの配置先         : /opt
       固定定義ファイルの配置先   : /etc/opt
       可変定義ファイルの配置先   : /var/opt
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    セットアップは、上記のディレクトリにインストールを行います。
    リターンキーを押してください。
  6. Interstage Application Serverで使用するポート番号を設定します。

    現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は、指定しないでください。

    # netstat -an

    ポート番号を変更する場合は、"y"を入力します。変更しない場合は、"n"またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
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    ===========================================================================
    
    << ポート番号の指定 >>
    
       Interstage管理コンソール            : 12000
       Webサーバ(Interstage HTTP Server)   : 80
       CORBAサービス                       : 8002
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> y
  7. 【[ポート番号の指定]画面で“y”を指定した場合】

    ポート番号を指定します。

    以下の画面でポート番号を半角数字で指定し、リターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
             All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 1995 - 2013
    ===========================================================================
    
    << ポート番号の指定 >>
    
       Interstage管理コンソール            : 12000
       Webサーバ(Interstage HTTP Server)   : 80
       CORBAサービス                       : 8002
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    ポート番号を指定してください。
      Interstage管理コンソール(初期値: 12000) [?,q] ==> 12001
    
      Webサーバ(Interstage HTTP Server)(初期値: 80) [?,q] ==> 8080
    
      CORBAサービス(初期値: 8002) [?,q] ==> 8003
  8. 【[ポート番号の指定]画面で“y”を指定した場合】

    ポート番号を再確認します。

    ポート番号を指定した場合は、以下の画面が表示されます。ポート番号を再び変更する場合は“y”を、変更しない場合は“n”、またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
             All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 1995 - 2013
    ===========================================================================
    
    << ポート番号の指定 >>
    
       Interstage管理コンソール            : 12001
       Webサーバ(Interstage HTTP Server)   : 8080
       CORBAサービス                       : 8003
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> n
  9. Interstage 管理コンソールのセキュリティ運用形態を選択します。

    Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態を変更する場合は、"y"を入力します。変更しない場合は、"n"、またはリターンキーを入力します。

    ===========================================================================
              Systemwalker シングル・サインオンサーバ セットアップ
                                  V1.0.6
             All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 1995 - 2013
    ===========================================================================
    
    << セキュリティ運用形態の指定 >>
    
       SSL通信 : 利用する
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> y
  10. 【[セキュリティ運用形態の指定]画面で“y”を指定した場合】

    セキュリティ運用形態を指定します。

    以下の画面でポート番号を半角英数字で指定し、リターンキーを入力します。

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    ===========================================================================
    
    << セキュリティ運用形態の指定 >>
    
       SSL通信 : 利用する
    ----------------------------------------------------------------------------
    
    セキュリティ運用形態を指定してください。
      SSL通信(初期値: 利用する) [?,q,0:利用しない,1:利用する] ==> 0
  11. 【[セキュリティ運用形態の指定]画面で“y”を指定した場合】

    セキュリティ運用形態を再確認します。

    セキュリティ運用形態を指定した場合は、以下の画面が表示されます。セキュリティ運用形態を再び変更する場合は“y”を、変更しない場合は“n”、またはリターンキーを入力します。

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    << セキュリティ運用形態の指定 >>
    
       SSL通信 : 利用しない
    
    ----------------------------------------------------------------------------
    上記の設定を変更しますか?(初期値: n ) [y,n,?,q] ==> n
  12. セットアップ情報を確認します。

    以下の画面で、インストールを開始する場合は“y”を、中止する場合は“n”を入力します。

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    << インストール処理続行の確認 >>
    
      [インストール先ディレクトリ]
         プログラムの配置先     : /opt2
         固定定義ファイルの配置先 : /etc/opt2
         可変定義ファイルの配置先 : /var/opt2
    
      [ポート番号]
         Interstage管理コンソール          : 12001
         Webサーバ(Interstage HTTP Server) : 8080
         CORBAサービス                     : 8003
    
      [セキュリティ運用形態]
         SSL通信 : 利用しない
    
    この設定でパッケージのインストールを開始してもよろしいですか。[y,n,?] ==> y
  13. インストールを終了します。

    インストールが正常に完了すると以下の画面が表示されます。リターンキーを入力します。

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    インストールは成功しました。
    このプログラムを使用するには、システムを再起動した後に本製品の環境を構築
    する必要があります。
  14. システムを再起動します。

    Systemwalker シングル・サインオンサーバを使用する場合はシステムを再起動する必要があります。

    以下にシステム再起動コマンドの例を示します。

    # cd /

    # /sbin/shutdown -r now

  15. 以下のコマンドのどちらかを実行し、環境変数の設定を行います。

    • /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh

    • /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh

    ボーンシェル、またはbashの場合

    運用を行う各コンピュータで、ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行します。

    . /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh

    Cシェルの場合

    運用を行う各コンピュータで、sourceコマンドを使用してsetISASEnv.cshを実行します。

    source /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh

    各コマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“環境変数設定ツールについて”を参照してください。