Webサーバ起動/停止時に異常が発生した場合の対処方法について説明します。
■Apache HTTP Serverの操作中にWebサーバが停止される
RHEL5(x86)/RHEL5(Intel64)において、Apache HTTP Server(基本ソフトウェアにバンドルされるhttpd)を停止した場合に、Webサーバも停止されてしまうことがあります。
本現象は、Apache HTTP Serverのシェル(/etc/rc.d/init.d/httpd)を実行してApache HTTP Serverを停止する場合に、プロセス名「httpd」のすべてのプロセスを終了するため、プロセス名が「httpd」であるWebサーバのプロセスも終了されることにより、Webサーバが停止されてしまいます。
本現象が発生した場合は、以下のどちらかの対処を行ってください。
Apache HTTP Serverをhttpd-2.2.3-43.el5以降のパッケージに移行して運用してください。なお、Apache HTTP Serverのアンインストール時は、アンインストールの処理においてもシェル(/etc/rc.d/init.d/httpd)が実行されるため、同様の現象が発生するので、注意してください。
Apache HTTP Serverを停止する場合は、Apache HTTP Serverのapachectlコマンドを使用して停止するようにしてください。Apache HTTP Serverのapachectlコマンドの停止方法については、使用しているApache HTTP Serverのドキュメントを参照してください。