■概要
servers.confファイルは、複数Webサーバ運用のWebサーバ一覧を設定するファイルです。
本ファイルに設定されたWebサーバ一覧は、以下の機能の動作中に使用されます。
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)
バックアップコマンド(ahsbackup)
オペレーティングシステム起動時のWebサーバ自動起動
一括情報採取ツール(iscollectinfo)
■格納先
(インストールパスはデフォルト)
C:\Interstage\F3FMahs\etc\servers.conf
(インストールパスはデフォルト)
/etc/opt/FJSVahs/etc/servers.conf
注意
本ファイルのファイル名および格納ディレクトリは、変更できません。
■設定項目
複数Webサーバ運用を行う場合、テキストエディタなどを使用して、Webサーバの一覧を設定します。
インストール直後は、先頭行にデフォルトのWebサーバ「FJapache」の以下の1行が記述されています。
(インストールパスはデフォルト)
FJapache=C:\Interstage\F3FMahs\conf\httpd.conf
(インストールパスはデフォルト)
FJapache=/opt/FJSVahs/conf/httpd.conf
Webサーバの動作環境作成時は、すでに記述されているWebサーバの次行に、Webサーバ名および環境定義ファイル(httpd.conf)を以下の形式で1行追加します。また、Webサーバの動作環境削除時は、削除対象Webサーバの以下の1行を削除します。
Webサーバ名=環境定義ファイル(httpd.conf)(絶対パス)
■設定例
Webサーバの動作環境作成時に、Webサーバ名「web001」、Webサーバ資源の格納ディレクトリ「C:\servers\www1」のWebサーバを設定する場合
FJapache=C:\Interstage\F3FMahs\conf\httpd.conf web001=C:\servers\www1\conf\httpd.conf
Webサーバの動作環境作成時に、Webサーバ名「web001」、Webサーバ資源の格納ディレクトリ「/servers/www1」のWebサーバを設定する場合
FJapache=/opt/FJSVahs/conf/httpd.conf web001=/servers/www1/conf/httpd.conf