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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド
FUJITSU Software

2.10 プロキシ機能

Interstage HTTP Server 2.2では、以下の2種類のプロキシ機能を提供しています。

フォワードプロキシ

フォワードプロキシは、クライアントとWebサーバの間のクライアント側に位置し、クライアントの要求を代理してWebサーバにアクセスします。
一般的に、本機能は、ファイアウォールで制限される内部ネットワークのクライアントから外部ネットワークのWebサーバへのアクセスを許可するために使用します。プロキシサーバでは、Webサーバからのデータをキャッシュに保存できます。


参照

フォワードプロキシの設定方法については、「3.17 プロキシ機能の設定」の「フォワードプロキシ」を参照してください。

注意

フォワードプロキシ機能を使用する場合、Webブラウザにおいてプロキシサーバを使用する設定を行ってください。


リバースプロキシ

リバースプロキシは、クライアントとWebサーバの間のWebサーバ側に位置し、Webサーバの代理でクライアントの要求を受け付けます。
一般的に、本機能は、外部ネットワークのクライアントからファイアウォールで制限される内部ネットワークのWebサーバへのアクセスを代行するために使用します。プロキシサーバでは、Webサーバからのデータをキャッシュに保存できます。また、複数のホストに分散しているコンテンツなどを1つのホストが提供しているようにみせることが可能となります。


参照

リバースプロキシの設定方法については、「3.17 プロキシ機能の設定」の「リバースプロキシ」を参照してください。

注意

リバースプロキシ機能を使用する場合、リバースプロキシサーバとWebサーバ間のSSL通信は使用できません。