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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド
FUJITSU Software

2.5 バーチャルホスト

Interstage HTTP Server 2.2では、ホスト名(IPアドレス/ポート番号)が異なるWebサーバを同一のサーバマシン上で運用することにより、Webブラウザから複数のマシンを仮想的に利用できます。
このバーチャルホスト機能により、実機を増設することなく新しいホスト環境を構築することができ、設備投資を抑えることができます。

バーチャルホストには、以下の2種類の運用があります。

IP/ポート番号ベースのバーチャルホスト

IP/ポート番号ベースのバーチャルホストは、複数のIPアドレス/ポート番号を設定し、それぞれのIPアドレス/ポート番号ごとにバーチャルホストを実現する機能です。



ネームベースのバーチャルホスト

ネームベースのバーチャルホストは、1つのIPアドレスに対して複数のホスト名を割り当てることにより、それぞれのホスト名ごとのバーチャルホストを実現する機能です。



注意

  • 本機能を設定すると1台の実機に負荷が集中してしまうため、性能を重視する場合は、推奨できません。アクセス頻度などを考慮した上で使用してください。

  • ネームベースのバーチャルホストを設定する場合、SSLは使用できません。

参照

バーチャルホストの設定方法については、「3.11 バーチャルホストの設定」を参照してください。