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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

9.1.15 ライフサイクルモジュール

9.1.15.1 create-lifecycle-moduleサブコマンド

形式

create-lifecycle-module [--target target] --classname classname [--enabled[=true|=false]] [--classpath classpath] [--loadorder loadorder] [--description description] [--property name=value[:name=value]...] module_name

機能説明

ライフサイクルモジュールの定義を作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--target

なし

ライフサイクルモジュールの定義を登録するIJServerクラスタ名、Interstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)を指定します。省略値は「server」です。

--classname

なし

ライフサイクルモジュールの完全修飾クラス名を指定します。

--enabled

なし

ライフサイクルモジュールの有効/無効を指定します。
状態の変更(有効/無効の切り替え)と参照については以下のサブコマンドを参照してください。

--classpath

なし

ライフサイクルモジュールのクラスパスを指定します。

--loadorder

なし

ライフサイクルモジュールの読込み順序を指定します。
値が小さいものから順に実行されます。100以上、システムのMAXINT値未満の値より小さい値を指定します。
読込み順を省略した場合、または他の設定と等しい場合、読込み順序は保証されません。
100未満の値はIJServerクラスタで利用する場合があります。また、今後のバージョンで利用する可能性があります。100未満の値を設定する場合は動作確認の実施および互換性を検証した上で設定してください。

--description

なし

ライフサイクルモジュールに関する任意の説明を設定します。

--property

なし

プロパティを、「プロパティ名=値」のペアにして「:」(コロン)で連結して指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

module_name

不可

ライフサイクルモジュールの定義名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。

このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin create-lifecycle-module --target IJServer001 --classname "examples.LifecycleListenerImpl" --classpath "c:\export\customSetup" --loadorder 101 --description "this is a sample customSetup" --property arg1=value1:arg2=value2 customSetup
Command create-lifecycle-module executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin create-lifecycle-module --target IJServer001 --classname "examples.LifecycleListenerImpl" --classpath "/export/customSetup" --loadorder 101 --description "this is a sample customSetup" --property arg1=value1:arg2=value2 customSetup
Command create-lifecycle-module executed successfully.

9.1.15.2 delete-lifecycle-moduleサブコマンド

形式

delete-lifecycle-module [--target target] module_name

機能説明

ライフサイクルモジュールの定義を削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--target

なし

ライフサイクルモジュールの定義を削除するIJServerクラスタ名、Interstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)を指定します。省略値は「server」です。

オペランド

オペランド名

省略

説明

module_name

不可

ライフサイクルモジュールの定義名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。

このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin delete-lifecycle-module --target IJServer001 customSetup
Command delete-lifecycle-module executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin delete-lifecycle-module --target IJServer001 customSetup
Command delete-lifecycle-module executed successfully.

9.1.15.3 list-lifecycle-modulesサブコマンド

形式

list-lifecycle-modules [target]

機能説明

ライフサイクルモジュールの定義名の一覧を表示します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

不可

IJServerクラスタ名、Interstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)を指定します。省略値は「server」です。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

状態の変更(有効/無効の切り替え)と参照は、以下のサブコマンドを参照してください。

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin list-lifecycle-modules IJServer001
EJBModule
JDBCModule
Command list-lifecycle-modules executed successfully.

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin list-lifecycle-modules IJServer001
EJBModule
JDBCModule
Command list-lifecycle-modules executed successfully.