注意
注意事項については、「1.3.1 配備時の注意事項」を参照してください。
形式
deploy [--contextroot context_root] [--force[=true|=false]] [--name component_name] [--retrieve local_dirpath] [--enabled[=true|=false]] [--libraries jar_file[,jar_file]...] [--target target] filepath
機能説明
配備モジュールを配備します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--contextroot | なし | context-rootを指定します。 |
--force | なし | 同一のモジュールが配備済みの場合に、再配備を行うか否かを指定します。 |
--name | なし | アプリケーション名を指定します。 アプリケーション名に指定可能な文字は以下です。
|
--retrieve | なし | クライアントスタブJARファイルを取り出します。 |
--enabled | なし | 配備後にアプリケーションを有効にするか否かを指定します。 |
--libraries | なし | アプリケーションから参照するライブラリ(JARファイル)を絶対パスで指定します。複数指定する場合は、カンマ区切りで指定します。
|
--target | なし | 展開先のInterstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)/IJServerクラスタ名を指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
filepath | 不可 | 配備対象ファイルを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
配備・配備解除操作は複数同時に実行することができません。配備・配備解除操作が復帰しないうちに新たな配備・配備解除操作を投入した場合、後から投入した操作が、先に動作していた操作の完了を待機します。
すでに存在するアプリケーション名は指定できません。また英文字は、大文字・小文字を区別しないため、例えば、「app1」が存在する場合、「APP1」は指定できません。
誤って大文字・小文字の区別なしで同名のアプリケーションを配備した場合、既存のおよび配備した大文字・小文字の区別なしで同名のアプリケーションが予期せぬ動作をする動作を恐れがあります。この場合、「第11章 トラブルシューティング」の「11.3.1 運用環境に関する異常」の「大文字・小文字の区別なしで同名のアプリケーションを配備した場合」に従い、すぐに、既存のおよび配備した大文字・小文字の区別なしで同名のアプリケーションを配備解除してください。
通常業務中のHotDeploy機能の利用(ターゲットを起動している状態での配備操作)は推奨しません。HotDeploy機能はリクエストがない状況で利用してください。詳細は、「HotDeploy機能使用時の注意事項」を参照してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin deploy --target IJServer001 sample.ear |
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin deploy --target IJServer001 sample.ear |
形式
get-client-stubs --appname application_name local_directory_path
機能説明
配備されているアプリケーションから、EJBアプリケーションのクライアントアプリケーションで使用するスタブファイルおよびJava EEアプリケーションクライアントの実行に必要なファイルを内包するディレクトリを取得します。
クライアントスタブJARファイルおよびJava EEアプリケーションクライアントの実行に必要なファイルを内包するディレクトリの構成については、「4.9.2 Java EEアプリケーションクライアントの運用操作」の「4. クライアントスタブJARファイルをダウンロード」を参照してください。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--appname | なし | スタブを取得する対象のアプリケーション名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
local_directory_path | 不可 | スタブファイルを格納するローカルディレクトリのパスを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin get-client-stubs --appname sample C:\temp |
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin get-client-stubs --appname sample /temp |
形式
undeploy [--cascade[=true|=false]] [--target target] component_name
機能説明
配備済みアプリケーションを配備解除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--cascade | なし | リソースアダプタと関係するコネクタ接続プール、コネクタリソース、管理オブジェクトリソース、およびリソースアダプタの定義情報を削除するか否かを指定します。 |
--target | なし | 展開先のInterstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)/IJServerクラスタ名を指定します。省略値は「server」です。 展開先のIJServerクラスタを削除している場合、ドメイン(domain)を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
component-name | 不可 | 配備解除対象のアプリケーション名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
配備・配備解除操作は複数同時に実行することができません。配備・配備解除操作が復帰しないうちに新たな配備・配備解除操作を投入した場合、後から投入した操作が、先に動作していた操作の完了を待機します。
アプリケーション配備済みのままIJServerクラスタを削除した場合、--targetオプションにドメイン(domain)を指定してアプリケーションを配備解除してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin undeploy --target IJServer001 sample |
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin undeploy --target IJServer001 sample |
形式
enable [--target target] component_name
機能説明
ターゲットへ配備されているアプリケーションまたはライフサイクルモジュールを有効にします。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 対象のInterstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)/IJServerクラスタ名、サーバーインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
component_name | 不可 | 対象のアプリケーション名またはライフサイクルモジュール名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin enable --target IJServer001 sample |
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin enable --target IJServer001 sample |
形式
disable [--target target] component_name
機能説明
ターゲットへ配備されているアプリケーションまたはライフサイクルモジュールを無効にします。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「9.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「9.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 対象のInterstage Java EE 6 DASサービスのインスタンス名(server)/IJServerクラスタ名、サーバーインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
component_name | 不可 | 対象のアプリケーション名またはライフサイクルモジュール名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin disable --target IJServer001 sample |
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin disable --target IJServer001 sample |