JMSクライアントアプリケーションの運用方法について、以下に説明します。
JMSクライアントアプリケーションは、JMS 1.1規約に従って作成してください。
JMSクライアントアプリケーションの作成方法については、「3.1.9 JMSクライアントアプリケーションの作成方法」を参照してください。
以下のアプリケーションを使用して、JMSクライアントアプリケーションを動作させてください。
WebアプリケーションまたはEJBアプリケーション
Java EEアプリケーションクライアント
Java SEスタンドアロンアプリケーション
JMSクライアントアプリケーションを使用する前に、以下を実施してください。
IJServerクラスタの起動
Java SEスタンドアロンアプリケーションを使用する場合にだけ、以下の環境変数を設定してください。
環境変数PATH
JDKのパス (注)
環境変数CLASSPATH
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\lib\gf-client.jar
環境変数PATH
JDKのパス (注)
環境変数CLASSPATH
/opt/FJSVisje6/glassfish/lib/gf-client.jar
注)JDKが複数インストールされている場合は、使用するJDKのパスが有効となるよう設定してください。
JNDI APIを使用して初期コンテキストを生成し、JMSリソース(JMS接続ファクトリおよびJMS送信先リソース)を参照する必要があります。
IJServerクラスタ上のネーミングサービスから、JMSリソースが参照できるため、本設定は不要です。
IJServerクラスタ上のネーミングサービスから、JMSリソースが参照できるため、本設定は不要です。
ただし、参照するIJServerクラスタを識別するために、アクセスするサーバのIIOPリスナーをInterstage deployment descriptor(sun-acc.xml)ファイルの<target-server>タグに定義してください。
Interstage deployment descriptor(sun-acc.xml)の詳細については、「3.2.1.5 Interstage ACC deployment descriptor (sun-acc.xml)」を参照してください。
参照するIJServerクラスタを識別するために、アクセスするサーバのIIOPリスナーを以下のシステムプロパティに設定してください。
プロパティ名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
com.sun.appserv.iiop.endpoints | ホスト名:ポート番号 | サーバインスタンスのホスト名とIIOPリスナーのリスナーポート番号を以下の書式で指定します。 ホスト名:ポート番号 例) host1:29700 |
例
JavaVMオプションに設定する場合、以下のようにシステムプロパティを設定してください。
-Dcom.sun.appserv.iiop.endpoints=host1:29700