本項で説明している例外一覧
例外の説明
意味
以下の可能性があります。
アプリケーションに誤りがあります。
必要なクラスがクラスパス(ワークユニットの環境定義)に指定されていません。
EJBアプリケーションの場合、以下のプログラムミスがある可能性があります。
異常が発生したにもかかわらず処理を継続している。
復帰値にnullが返却される可能性のあるメソッドの復帰値に対して、nullかどうかを判定せずに無条件にアクセスしている。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。なお、例外発生によりスタックトレースが出力されない場合があります。
アプリケーションの見直しを行ってください。
オブジェクトが必要な場合に、アプリケーションがnullを使おうとするとスローされるもので、以下のようなケースがないか確認してください。
nullオブジェクトのインスタンスメソッドの呼出し
nullオブジェクトのフィールドに対するアクセスまたは変更
nullの長さを配列であるかのように取得
nullをThrowable値であるかのようにスロー
ワークユニット環境設定の見直しを行ってください。
IJServer動作時に設定されるクラスパスは、コンテナ情報ログ(info.log)に出力されます。コンテナ情報ログでクラスパスの設定を確認してください。
原因を特定し、プログラムミスを修正してください。
プログラムミス発生場所の特定方法については“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“スレッドダンプが出力された場合の対処”を参照してください。