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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

105.3.10 java.lang.NoSuchMethodException

本項で説明している例外一覧

例外の説明


java.lang.NoSuchMethodException

意味

コンパイル時に存在したメソッドが、実行時に存在しませんでした。以下のような原因が考えられます。

  • クラスのメソッド定義を変更した際に、そのクラスを呼び出すクラスを再度コンパイルしていない。

  • クラスパスが誤っている。

  • コンパイル時と実行時のJDK/JREのVLが異なり、実行時のJDK/JREには存在しないメソッドを使用している。

  • 以下の文字列が出力されている場合はSymfowareの修正が適用されていない。
    java.lang.NoSuchMethodException: Not exists setter method: PROPERTY=statementCache

ユーザの対処

以下の対処を実施してください。

  • クラスのメソッド定義を変更している場合には、そのクラスを呼び出すクラスを再度コンパイルして、アプリケーションを再度実行してください。

  • クラスパスが誤っている場合には正しく修正してください。
    IJServer動作時に設定されるクラスパスは、コンテナ情報ログ(info.log)に出力されます。コンテナ情報ログでクラスパスの設定を確認してください。

  • JDK/JREに含まれるクラスが詳細メッセージに示された場合、該当のメソッドが実行時のJDK/JREのVLでサポートされているか確認し、該当のメソッドを使用しないようにアプリケーションを修正するか、使用するJDK/JREのVLを変更してください。使用するJDK/JREの設定については、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“J2EEアプリケーションの運用”の“動作環境のカスタマイズと確認”の“動作環境の確認”を参照してください。

  • Symfowareの修正が適用されていない場合は適用してください。
    詳細は“システム設計ガイド”の“アプリケーション実行時に必要なソフトウェア”の“データベース関連”を参照してください。