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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

98.2.58 0x00700003

詳細コードによって意味と対処が異なります。
詳細コードは以下に示されます。

詳細コード

0x0001
0x0004
0x0005
その他


0x0001

意味

SSLプロトコルバージョン、または暗号化方法が接続先と一致していません。

ユーザの対処

  • レプリケーション運用の場合

    マスタのリポジトリとスレーブのリポジトリとで、使用するSSL定義の以下の設定を一致させてください。

    • SSLプロトコルバージョン

    • 暗号化方法


  • LDAPクライアント(ldapmodify、ldapsearch、ldapdelete、ユーザアプリケーション)とリポジトリとの接続の場合

    以下の設定を一致させてください。

    • LDAPクライアントが使用するSSL環境定義ファイルのSSLバージョン(ssl_version)と、リポジトリが使用するSSL定義のSSLプロトコルバージョン

    • LDAPクライアントが使用するSSL環境定義ファイルの暗号化アルゴリズム(crypt)と、リポジトリが使用するSSL定義の暗号化方法


  • 共通事項

    SSL定義の修正後は、リポジトリにSSL定義を反映させるため、SSL定義を使用しているリポジトリを再起動してください。

    接続先のシステムログを確認し、メッセージが記録されている場合は、記録されているメッセージに従って接続先で対処してください。

    SSL環境定義ファイルのSSLバージョン(ssl_version)、および暗号化アルゴリズム(crypt)については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“証明書/鍵管理環境の環境構築”-“SSL環境定義ファイルの設定”を参照してください。

上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


0x0004

意味

以下のどちらかの理由により、サイト証明書を受信できませんでした。

  • 接続先にサイト証明書が登録されていません。

  • 接続先がサイト証明書の送信を拒否しました。

ユーザの対処

接続先で認証局からサイト証明書を取得し、接続先でルート認証局の認証局証明書から順に、Interstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録して、送信してもらう必要があります。

また、接続先のサイト証明書を検証するための認証局証明書を、ルート認証局の認証局証明書から順に、自ホストのInterstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録してください。

証明書を登録する方法は、“98.5 証明書の登録順序に誤りがある場合”を参照してください。

上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


0x0005

意味

接続先のサイト証明書の検証に失敗しました。検証に必要な認証局証明書が登録されていません。

ユーザの対処

接続先のサイト証明書の検証に必要な認証局証明書を、ルート認証局の認証局証明書から順に、自ホストのInterstage証明書環境、または証明書/鍵管理環境に登録してください。証明書を登録する方法は、“98.5 証明書の登録順序に誤りがある場合”を参照してください。

上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


その他

意味

SSL関数で予期しないエラーを検出しました。

ユーザの対処

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。