可変情報
%s1:例外情報
%s2:例外メッセージ
意味
通信エラーが発生しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
出力された例外情報%s1および例外メッセージ%s2により、以下の対処を行ってください。
【例外情報】
【例外メッセージ】
RMI通信中に通信タイムアウトなどで、処理が中断されました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.net.SocketTimeoutException: Read timed out | 通信のタイムアウトが発生している。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスとの通信プロトコルに“RMI”を選択している場合に、処理時間が通信のタイムアウト時間よりも長い可能性があります。Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間を増やしてください。 (注1) |
| |||
要求を送受信中に回線が切断され、応答が受信できずにタイムアウトが発生した可能性がある。 | 回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。 | ||
Interstage運用中にOSのシステム時間を変更した可能性がある。 | JMXサービスを再起動してください。 | ||
2 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.io.InterruptedIOException: Read timed out | 通信のタイムアウトが発生している。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスとの通信プロトコルに“RMI”を選択している場合に、処理時間が通信のタイムアウト時間よりも長い可能性があります。Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間を増やしてください。 (注1) |
要求を送受信中に回線が切断され、応答が受信できずにタイムアウトが発生した可能性がある。 | 回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。 | ||
3 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.io.EOFException | Interstage JMXサービスが異常終了した可能性がある。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動しているか確認してください。 起動していない場合は起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 |
4 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.net.SocketException: Connection reset | 要求を送受信中に、回線が切断された可能性がある。 | 回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。 |
Interstage JMXサービスが異常終了した可能性がある | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合は起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 (注4) | ||
5 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
何らかの原因でタイムアウトが発生しました。例外メッセージにより以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | connect timed out | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
通信のタイムアウトが発生している。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスとの通信プロトコルに“HTTPS”を選択している場合に、処理時間が通信のタイムアウト時間よりも長い可能性があります。Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間を増やしてください。 (注1) | ||
管理サーバで、管理対象サーバ追加時に入力した管理対象サーバのIPアドレスと、管理対象サーバの実際のIPアドレスが一致していない可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
管理対象サーバと管理サーバのLANが切断されている可能性がある。 | LANを再接続した後にInterstage管理コンソールに再度ログインして、再度処理を行ってください。 | ||
接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。 | 接続先のサーバが起動しているか確認してください。 | ||
2 | Read timed out | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
通信のタイムアウトが発生している。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスとの通信プロトコルに“HTTPS”を選択している場合に、処理時間が通信のタイムアウト時間よりも長い可能性があります。Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間を増やしてください。 (注1) | ||
管理サーバで、管理対象サーバ追加時に入力した管理対象サーバのIPアドレスと、管理対象サーバの実際のIPアドレスが一致していない可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
管理対象サーバと管理サーバのLANが切断されている可能性がある。 | LANを再接続した後にInterstage管理コンソールに再度ログインして、再度処理を行ってください。 | ||
接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。 | 接続先のサーバが起動しているか確認してください。 | ||
Interstage JMXサービスとコネクションを確立する際に、接続するサーバがメモリ不足などでコネクションを生成できない状態である。または、接続するサーバのネットワークに異常があるため、処理要求が実行できない状態となっている。 | 接続するサーバの不要なアプリケーションを停止するなどして、空きメモリ量を増やしてから再度処理を実行してください。それでも解決しない場合、ネットワーク環境に異常がないか確認してください。 | ||
3 | Read timed out: Caused by: java.io.IOException: Failed to retrieve RMIServer stub: javax.naming.CommunicationException [Root exception is java.rmi.ConnectIOException:error during JRMP connection establishment;nested exception is: java.net.SocketTimeoutException: Read timed out] | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]通信プロトコルを“RMI”に選択している場合、“ポート番号”に指定した値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービス以外の他のサービスが使用している値である可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ファイルに記述されている値と同じものを指定しているか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
4 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
接続先のInterstage JMXサービスの起動状態に異常があります。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Connection refused to host: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection timed out: connect | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
2 | Connection refused to host: 127.0.0.1; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection refused: connect | ネットワークが切断された状態でInterstage JMXサービスが起動されている。 | 起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 |
3 | Connection refused | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]の“ポート番号”の指定値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービスが使用していない値である可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ファイルに記述されている値と同じものを指定しているか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動していない、または起動中の可能性がある。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合は起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 | ||
4 | Network is unreachable | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タブの“通信プロトコル”に“HTTPS”を指定している場合、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。 | Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。 |
5 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | No route to host: connect | 通信のタイムアウトが発生している。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスとの通信プロトコルに“HTTPS”を選択している場合に、処理時間が通信のタイムアウト時間よりも長い可能性があります。Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間を増やしてください。 (注1) |
管理サーバで、管理対象サーバ追加時に入力した管理対象サーバのIPアドレスと、管理対象サーバの実際のIPアドレスが一致していない可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
管理対象サーバと管理サーバのLANが切断されている可能性がある。 | LANを再接続した後にInterstage管理コンソールに再度ログインして、再度処理を行ってください。 | ||
接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。 | 接続先のサーバが起動しているか確認してください。 | ||
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タブの“通信プロトコル”に“HTTPS”を指定している場合、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。 | Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。 | ||
2 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Resource temporarily unavailable | 一時的にネットワーク資源が不足している可能性がある。 |
|
Interstage JMXサービスが停止/再起動した可能性がある。 | 起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 | ||
2 | Connection reset | Interstageがインストールされていないサーバの番号が、管理LANのIPアドレスに設定されている可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]の“ポート番号”の指定値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービスが使用していない値である可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ファイルに記述されている値と同じものを指定しているか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動していない、または起動中の可能性がある。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合は起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 | ||
管理対象サーバにHTTPS通信用の環境設定が実施されていない可能性がある。 | “運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール動作環境の設定”-“Interstage管理コンソール動作環境のカスタマイズ”を参照して、管理対象サーバにInterstage JMXサービスのSSL暗号化通信(HTTPS通信)用の環境設定を行ってください。 | ||
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タグの“通信プロトコル”に“HTTPS”を指定している場合、管理対象サーバ側のサーバにインストールされているInterstageのパッケージがV6.0以前のバージョンの可能性がある。 | サイトに追加できるバージョンのサーバを追加するか、個別に管理または操作してください。 サイトに追加できるバージョンについては、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"を参照してください。 | ||
3 | Network is unreachable | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タブの“通信プロトコル”に“HTTPS”を指定している場合、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。 | Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。 |
4 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Connection refused: connect | Interstageがインストールされていないサーバの番号が、管理LANのIPアドレスに設定されている可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]の“ポート番号”の指定値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービスが使用していない値である可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ファイルに記述されている値と同じものを指定しているか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動していない、または起動中の可能性がある。 | 管理対象サーバのInterstage JMXサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合は起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 | ||
管理対象サーバにHTTPS通信用の環境設定が実施されていない可能性がある。 | “運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール動作環境の設定”-“Interstage管理コンソール動作環境のカスタマイズ”を参照して、管理対象サーバにInterstage JMXサービスのSSL暗号化通信(HTTPS通信)用の環境設定を行ってください。 | ||
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タグの“通信プロトコル”に“HTTPS”を指定している場合、管理対象サーバ側のサーバにインストールされているInterstageのパッケージがV6.0以前のバージョンの可能性がある。 | サイトに追加できるバージョンのサーバを追加するか、個別に管理または操作してください。 サイトに追加できるバージョンについては、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"を参照してください。 | ||
isjmx.xmlファイル(注2)に、Interstage JMXサービスが使用するポート番号に誤った値が指定されている可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ポート番号の指定値に誤りがないか、以下を確認してください。 | ||
2 | connect: Address is invalid on local machine, or port is not valid on remote machine | 管理サーバで、管理対象サーバ追加時に入力した管理対象サーバのIPアドレスと、管理対象サーバの実際のIPアドレスが一致していない可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
管理対象サーバにHTTPS通信用の環境設定が実施されていない可能性がある。 | “運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール動作環境の設定”-“Interstage管理コンソール動作環境のカスタマイズ”を参照して、管理対象サーバにInterstage JMXサービスのSSL暗号化通信(HTTPS通信)用の環境設定を行ってください。 | ||
3 | 接続が拒否されました。 | 管理サーバがSolarisマシンであり、かつInterstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]で通信プロトコルを“HTTPS”に選択している場合、以下の可能性があります。 1.管理対象サーバのIPアドレスに指定した値が、実際のIPアドレスが一致していない | 1.正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイト参加を行ってください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイト参加を行ってください。 |
4 | Network is unreachable | 管理サーバで、管理対象サーバ追加時に入力した管理対象サーバのIPアドレスと、管理対象サーバの実際のIPアドレスが一致していない可能性がある。 | 正しい管理対象サーバのIPアドレスを指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
5 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
HTTPS通信に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Unrecognized SSL message, plaintext connection? | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]で通信プロトコルを“HTTPS”に選択していて、ポート番号に指定した値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービス以外の、他のサービスが使用している値である可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ファイルに記述されている値と同じ値を指定しているか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]の通信プロトコルを“HTTPS”に選択している場合に、“ポート番号”に指定した値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービスがRMI通信用に指定している番号と同じ番号の可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、RMI通信用に指定されている値と同じものを指定していないか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
2 | Connection has been shutdown: javax.net.ssl.SSLException: java.net.SocketException: Software caused connection abort: socket write error | サイトに追加できないバージョンのサーバを追加した可能性がある。 | サイトに追加できるバージョンのサーバを追加してください。 サイトに追加できるバージョンについては、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"を参照してください。 |
3 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
HTTPS通信に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Remote host closed connection during handshake | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]で通信プロトコルを“HTTPS”に選択していて、ポート番号に指定した値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービス以外の、他のサービスが使用している値である可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、ファイルに記述されている値と同じ値を指定しているか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 |
Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で[詳細設定]の通信プロトコルを“HTTPS”に選択している場合に、“ポート番号”に指定した値が、管理対象サーバ側のInterstage JMXサービスがRMI通信用に指定している番号と同じ番号の可能性がある。 | 管理対象サーバのisjmx.xmlファイル(注2)の定義を確認し、RMI通信用に指定されている値と同じものを指定していないか確認してください。
このケースに該当していた場合、上記属性に記述されている番号を指定し、再度サイトへの追加を行ってください。 | ||
2 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
RMI通信時にサーバでエラーが発生しました。例外メッセージにより以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Error occurred in server thread; nested exception is:java.lang.OutOfMemoryError | Interstage JMXサービス上で要求が処理されているときに、メモリ不足が発生した。 | Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに対して、ヒープ領域、Perm領域の拡張を行ってください。 |
2 | Error occurred in server thread; nested exception is: [例外情報] | Interstage JMXサービス上で要求が処理されているときに、処理要求の解析や要求データの復元、または処理結果のネットワークデータへの変換のいずれかが行われているときに、エラーが発生してる。 | 例外情報に出力されている情報を、“第105章 J2EE使用時に出力される例外情報”またはオラクル社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照してエラー原因を確認して対処してください。 |
3 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
接続先のInterstage JMXサービスが不正です。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Failed to access Remote Server. | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タグの“通信プロトコル”に“RMI”を指定している場合、管理対象サーバ側のサーバにインストールされているInterstageのパッケージがV6.0の可能性がある。 | サイトに追加できるバージョンのサーバを追加するか、個別に管理または操作してください。 サイトに追加できるバージョンについては、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"を参照してください。 |
接続先のホストが見つかりません。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | [IPアドレス] | Interstage管理コンソールの統合管理タブのサーバ追加で、[詳細設定プロトコル]タブの“通信プロトコル”に“HTTPS”を指定している場合、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。 | Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。 |
サーバとの通信中に異常が発生しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
2 | null | サイトに追加できないバージョンのサーバを追加した可能性がある。 | サイトに追加できるバージョンのサーバを追加してください。 サイトに追加できるバージョンについては、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"を参照してください。 |
2 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
サーバとの通信中に異常が発生しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
3 | This fault context is NOT stored. | サイトに追加できないバージョンのサーバを追加した可能性がある。 | サイトに追加できるバージョンのサーバを追加してください。 サイトに追加できるバージョンについては、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"を参照してください。 |
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | 予期せぬIPアドレスが出力されている場合 | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
2 | その他 | ホスト名に使用できない文字が使用されている。 | ホスト名には、以下の文字を使用してください。ホスト名を変更後にInterstage JMXサービスを再起動してください。
|
Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | 例外情報に出力されている情報を、“第105章 J2EE使用時に出力される例外情報”またはオラクル社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
注1) 通信のタイムアウトが発生した場合でも、要求した処理はInterstage上で続行されます。通信のタイムアウト時間を変更する場合は、以下の操作を行う必要があります。
マルチサーバ環境の場合、管理サーバ側に対して操作を行ってください。
次のファイルをエディタで開きます。
C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml
通信のタイムアウト時間を変更します。
“timeout”タグの以下の属性値を変更した後、ファイルを保存してください。
管理対象サーバとの通信プロトコルに“RMI”を選択している場合
“rmi”属性を変更してください。
管理対象サーバとの通信プロトコルに“HTTPS”を選択している場合
“https”属性を変更してください。
属性値には、分単位で0~10080の値が記述できます。省略値は20です。0を指定した場合、通信のタイムアウトは発生しません。
Interstage JMXサービスを利用しているクライアントアプリケーションを、再起動してください。クライアントアプリケーションがInterstage管理コンソールの場合、以下の手順を実行してください。
“Interstage JServlet(OperationManagement)”サービスを起動します。
ismngconsolestopコマンドでInterstage管理コンソール使用するためのサービスを停止し、その後、ismngconsolestartコマンドでInterstage 管理コンソールを使用するためのサービスを起動します。
注2) 管理対象サーバのisjmx.xmlファイルは、以下に格納されています。
C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml
注3) 以下の手順でisjmx.xmlファイルを修正してください。
isjmxchangedefコマンドの引数に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できるIPアドレスを指定して、コマンドを実行してください。isjmxchangedefコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage JMXサービス運用コマンド”を参照してください。
例
isjmxchangedef IPアドレス
/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxchangedef IPアドレス
以下の手順で、Interstage JMXサービスを再起動してください。
“Interstage Operation Tool”サービスを起動します。
isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止し、その後、isjmxstartコマンドでInterstage JMXサービスを起動します。
注4)
メモリ不足により、Java VMが異常終了した可能性があります。その場合、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してメモリ量を確認してから、“Interstage Operartion Tool”サービスを再起動してください。
システムログファイルにis20723が出力されている場合、メモリ不足によりJava VMが異常終了した可能性があります。確認方法についてはis20723を参照してください。
注5) ファイルディスクリプタ不足が発生している可能性があります。“トラブルシューティング集”の“共通事項”に記載されているファイルディスクリプタ不足の異常時の対処方法を参照してください。
Interstage JMXサービスの起動は、以下の手順で行ってください。
“Interstage Operation Tool”サービスを起動してください。
isjmxstartコマンドを使用し、Interstage JMXサービスを起動してください。
クラスタ環境で、ノード名引き継ぎありに設定されている可能性があります。ノード名引継ぎなしに変更してください。
Interstage JMXサービスを運用するサーバのホスト名と、IPアドレスの設定が誤っている可能性があります。DNSに登録されているホスト名とIPアドレスなどを確認し、正しくホスト名とIPアドレスが設定されているか確認してください。
ホスト名を指定してOSが提供するpingコマンドを実行し、正しいIPアドレスから応答があれば、IPアドレスが正しく設定されていることを確認できます。
ホスト名として以下の文字以外が使用されている可能性があります。以下の文字以外は使用できません。
アルファベット大文字(“A”~“Z”)またはアルファベット小文字(“a”~“z”)
数字(“0”~“9”)
ハイフン(“-”)
ピリオド(“.”)
ホスト名に上記の文字が使用されている場合は、ホスト名を変更してください。
本メッセージが頻繁に出力される場合は、ネットワーク環境に問題が発生している可能性があります。エラー情報を参照して、失敗の原因を取り除いてください。ネットワーク環境に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて、技術員に連絡してください。