[可変情報]
{0}:予兆監視機能の動作モード
[意味]
予兆監視機能の動作モードを設定しました。
予兆監視機能の動作モードが「ON」の場合、予兆監視機能が有効になります。予兆監視機能の動作モードが「OFF」の場合、予兆監視機能が無効になります。
[可変情報]
{0}:エラー情報
[意味]
可変情報が以下のいずれかの場合:
"Failed to get monitor from fmoni"
"Failed to get warning from fmoni (Java VM may be shutting down)"
システムが過負荷状態になり、予兆監視機能を継続できませんでした。
可変情報が上記以外の場合:
JavaVMの性能情報が使用できないため、予兆監視機能の初期化に失敗しました。JavaVMの性能情報を使用するためには、本製品にバンドルされているJava VMを使用する必要があります。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
[ユーザの対処]
可変情報が以下のいずれかの場合:
"Failed to get monitor from fmoni"
"Failed to get warning from fmoni (Java VM may be shutting down)"
メッセージの対象となったJavaプロセスの実行が阻害される要因がないか確認して、システムの過負荷状態が発生しないようにしてください。
再度予兆監視機能を有効にしたい場合は、過負荷の原因を取り除いた後でIJServerクラスタを再起動してください。
可変情報が上記以外の場合:
エラー情報を参照し、失敗の原因を取り除いてください。
それでも問題が解決しない場合は、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:ファイル名
{1}:エラー情報
[意味]
Interstageのインストール環境に異常があるため、予兆監視機能が利用できません。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
[ユーザの対処]
本製品を再度インストールしてください。
[可変情報]
{0}: IJServerクラスタ名
{1}: サーバーインスタンス名
{2}: 詳細メッセージ
[意味]
予兆監視機能が予兆の警戒値を超える事象を検出しました。
[詳細メッセージ]
予兆監視機能が検出した予兆により、以下の詳細メッセージが出力されます。
なお、詳細メッセージに含まれる時刻情報のフォーマットは「年/月/日 時:分:秒.ミリ秒」となります。
詳細メッセージ | 警告の意味 | 発生条件 |
---|---|---|
There are possibilities of OutOfMemoryError because of the lack of the memory: TIME={0} SIZE={1} | ヒープ領域不足のため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。 | Full GC直後のヒープ使用率が95%より大きい場合。 |
There are possibilities of OutOfMemoryError because of the lack of the Perm region: TIME={0} SIZE={1} | Perm領域不足のため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。 | Perm領域の使用量が90%より大きい場合。 |
OutOfMemoryError warning is occurred because the Perm region is exhausted: TIME={0} SIZE={1} | Perm領域の使用量が急増しているため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。 | 前回の測定からのPerm領域の使用量の増加が、Perm領域全体の1割より大きく、かつ、次も同じ割合で増えると仮定したときのPerm領域の使用率が、90%より大きい場合。 なお「SIZE」として通知している値は、同じ割合で増えると仮定した際に用いた大きさ(増加量)です。 |
It takes long time to do the garbage collections many times: TIME={0} AVERAGE={1} | Full GCに長い時間かかる状態が続いています。 | 過去3回のFull GC時間の平均値が5秒より長い場合。 |
Inefficient garbage collections are run with the short intervals: TIME={0} WEIGHT={1} | 非効率なFull GCが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、Full GC直前のOld世代領域の使用率が65%よりも小さい場合。 |
The garbage collections are run with the short intervals because of the lack of the memory: TIME={0} SIZE={1} | ヒープ領域不足のため、Full GCが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、Full GC直後のヒープ使用率が65%より大きい場合。 |
System.gc() are run with the short intervals: TIME={0} INTERVAL={1} | java.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、java.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドによって発生したFull GCの頻度が高い場合。 |
The garbage collections are run with the short intervals: TIME={0} INTERVAL={1} | Full GCが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合。 |
注) 警告を回避するためには、警告発生時のヒープ領域またはPerm領域のサイズを大きくする必要があります。「SIZE」として通知している値は、そのための目安となる追加量です。
なお「SIZE」として通知している値は、あくまで目安です。実際に必要な追加量とは異なる場合がありますので、不足リソースの情報を元に、きちんとチューニングを実施してください。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
[ユーザの対処]
ワークユニット起動時や一時的に負荷の高い状態の場合、本メッセージが出力される場合があります。必要に応じて、Java VMのチューニングを行ってください。詳細は、「チューニングガイド」-「予兆監視機能から警告が通知された場合の対処」を参照してください。
[可変情報]
{0}:エラー情報1
{1}:エラー情報2
[意味]
予期しないエラーが発生したため、予兆監視機能を停止します。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
予兆監視機能は停止します。この警告が出力された後、予兆監視機能が無効になります。
[ユーザの対処]
エラー情報を参照し、失敗の原因を取り除いてください。
それでも問題が解決しない場合は、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:エラー情報
[意味]
Systemwalker Centric Managerと連携した稼働監視に失敗しました。
[システムの処理]
Systemwalker Centric Managerと連携した稼働監視処理を行いません。
[ユーザの対処]
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:エラー情報
[意味]
システムエラーが発生しました。
[システムの処理]
処理を中断します。
[ユーザの対処]
エラー情報には以下の情報が出力されます。
Failed in <エラー発生箇所>:<エラー発生API>:<システムエラーの番号>
または
Failed in <エラー発生箇所>:<エラー発生API>:<エラー情報の説明>
エラー情報を確認して、システム管理者に問い合わせてください。
問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。