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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

48.13 OM3200番台のメッセージ

INFO: ISJEE_OM3201: Alert monitoring function is {0}.

[可変情報]

{0}:予兆監視機能の動作モード

[意味]

予兆監視機能の動作モードを設定しました。
予兆監視機能の動作モードが「ON」の場合、予兆監視機能が有効になります。予兆監視機能の動作モードが「OFF」の場合、予兆監視機能が無効になります。

WARNING: ISJEE_OM3202: Alert monitoring function is not available. ERROR={0}

[可変情報]

{0}:エラー情報

[意味]

可変情報が以下のいずれかの場合:

  • "Failed to get monitor from fmoni"

  • "Failed to get warning from fmoni (Java VM may be shutting down)"

システムが過負荷状態になり、予兆監視機能を継続できませんでした。

可変情報が上記以外の場合:

JavaVMの性能情報が使用できないため、予兆監視機能の初期化に失敗しました。JavaVMの性能情報を使用するためには、本製品にバンドルされているJava VMを使用する必要があります。

[システムの処理]

アプリケーションの処理はこのまま続行します。

[ユーザの対処]

可変情報が以下のいずれかの場合:

  • "Failed to get monitor from fmoni"

  • "Failed to get warning from fmoni (Java VM may be shutting down)"

メッセージの対象となったJavaプロセスの実行が阻害される要因がないか確認して、システムの過負荷状態が発生しないようにしてください。

再度予兆監視機能を有効にしたい場合は、過負荷の原因を取り除いた後でIJServerクラスタを再起動してください。

可変情報が上記以外の場合:

エラー情報を参照し、失敗の原因を取り除いてください。
それでも問題が解決しない場合は、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

WARNING: ISJEE_OM3203: An abnormality is found in Interstage installed environment. FILE={0} ERROR={1}

[可変情報]

{0}:ファイル名
{1}:エラー情報

[意味]

Interstageのインストール環境に異常があるため、予兆監視機能が利用できません。

[システムの処理]

アプリケーションの処理はこのまま続行します。

[ユーザの対処]

本製品を再度インストールしてください。

WARNING: ISJEE_OM3204: Alert monitoring function was detected the alert. CLUSTER={0} INSTANCE={1} MESSAGE={2}

[可変情報]

{0}: IJServerクラスタ名
{1}: サーバーインスタンス名
{2}: 詳細メッセージ

[意味]

予兆監視機能が予兆の警戒値を超える事象を検出しました。

[詳細メッセージ]

予兆監視機能が検出した予兆により、以下の詳細メッセージが出力されます。
なお、詳細メッセージに含まれる時刻情報のフォーマットは「年/月/日 時:分:秒.ミリ秒」となります。

詳細メッセージ

警告の意味

発生条件

There are possibilities of OutOfMemoryError because of the lack of the memory: TIME={0} SIZE={1}
TIME: 発生時刻
SIZE: ヒープ領域への追加量の目安(バイト単位)(注)

ヒープ領域不足のため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。

Full GC直後のヒープ使用率が95%より大きい場合。
または、Full GC直後のヒープ使用率が90%より大きく、かつ、前回のFull GC発生時よりヒープ使用サイズが増加している状態が3回以上続いた場合。

There are possibilities of OutOfMemoryError because of the lack of the Perm region: TIME={0} SIZE={1}
TIME: 発生時刻
SIZE: Perm領域への追加量の目安(バイト単位)(注)

Perm領域不足のため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。

Perm領域の使用量が90%より大きい場合。

OutOfMemoryError warning is occurred because the Perm region is exhausted: TIME={0} SIZE={1}
TIME: 発生時刻
SIZE: Perm領域の増加量(バイト単位)

Perm領域の使用量が急増しているため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。

前回の測定からのPerm領域の使用量の増加が、Perm領域全体の1割より大きく、かつ、次も同じ割合で増えると仮定したときのPerm領域の使用率が、90%より大きい場合。

なお「SIZE」として通知している値は、同じ割合で増えると仮定した際に用いた大きさ(増加量)です。

It takes long time to do the garbage collections many times: TIME={0} AVERAGE={1}
TIME: 発生時刻
AVERAGE: 過去3回のFull GCの平均時間(ミリ秒単位)

Full GCに長い時間かかる状態が続いています。

過去3回のFull GC時間の平均値が5秒より長い場合。

Inefficient garbage collections are run with the short intervals: TIME={0} WEIGHT={1}
TIME: 発生時刻
WEIGHT: Full GC直前の旧世代の使用率(%単位)

非効率なFull GCが短い間隔で発生しています。

過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、Full GC直前のOld世代領域の使用率が65%よりも小さい場合。

The garbage collections are run with the short intervals because of the lack of the memory: TIME={0} SIZE={1}
TIME: 発生時刻
SIZE: ヒープ領域への追加量の目安(バイト単位)(注)

ヒープ領域不足のため、Full GCが短い間隔で発生しています。

過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、Full GC直後のヒープ使用率が65%より大きい場合。

System.gc() are run with the short intervals: TIME={0} INTERVAL={1}
TIME: 発生時刻
INTERVAL: java.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドのインターバル時間(ミリ秒単位)

java.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドが短い間隔で発生しています。

過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、java.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドによって発生したFull GCの頻度が高い場合。

The garbage collections are run with the short intervals: TIME={0} INTERVAL={1}
TIME: 発生時刻
INTERVAL: Full GCのインターバル時間(ミリ秒単位)

Full GCが短い間隔で発生しています。

過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合。

注) 警告を回避するためには、警告発生時のヒープ領域またはPerm領域のサイズを大きくする必要があります。「SIZE」として通知している値は、そのための目安となる追加量です。

なお「SIZE」として通知している値は、あくまで目安です。実際に必要な追加量とは異なる場合がありますので、不足リソースの情報を元に、きちんとチューニングを実施してください。

[システムの処理]

アプリケーションの処理はこのまま続行します。

[ユーザの対処]

ワークユニット起動時や一時的に負荷の高い状態の場合、本メッセージが出力される場合があります。必要に応じて、Java VMのチューニングを行ってください。詳細は、「チューニングガイド」-「予兆監視機能から警告が通知された場合の対処」を参照してください。

WARNING: ISJEE_OM3205: Alert monitoring function is stopped due to the unexpected error. CODE={0} ERROR={1}

[可変情報]

{0}:エラー情報1
{1}:エラー情報2

[意味]

予期しないエラーが発生したため、予兆監視機能を停止します。

[システムの処理]

アプリケーションの処理はこのまま続行します。
予兆監視機能は停止します。この警告が出力された後、予兆監視機能が無効になります。

[ユーザの対処]

エラー情報を参照し、失敗の原因を取り除いてください。
それでも問題が解決しない場合は、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

WARNING: ISJEE_OM3208: The linkage with Systemwalker failed. DETAIL={0}

[可変情報]

{0}:エラー情報

[意味]

Systemwalker Centric Managerと連携した稼働監視に失敗しました。

[システムの処理]

Systemwalker Centric Managerと連携した稼働監視処理を行いません。

[ユーザの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術に連絡してください。

ERROR: ISJEE_OM3209: A system error occurred. DETAIL={0}

[可変情報]

{0}:エラー情報

[意味]

システムエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

エラー情報には以下の情報が出力されます。
Failed in <エラー発生箇所>:<エラー発生API>:<システムエラーの番号>
または
Failed in <エラー発生箇所>:<エラー発生API>:<エラー情報の説明>

エラー情報を確認して、システム管理者に問い合わせてください。
問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。