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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

8.3 CLI300番台のメッセージ

INFO: ISJEE_CLI301: The cluster does not exist.

[意味]

IJServerクラスタが存在していません。

ERROR: ISJEE_CLI302: The cluster does not exist. NAME={0}

[可変情報]

{0}:IJServerクラスタ名

[意味]

指定したIJServerクラスタが存在していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

正しいIJServerクラスタ名を指定して、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI303: The specified file is not a directory. FILE NAME={0}

[可変情報]

{0}:ファイル名

[意味]

指定されたファイル名はディレクトリではありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

存在するディレクトリをファイル名に指定して、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI304: An error occurred when writing file. FILE NAME={0} INFO={1}

[可変情報]

{0}:ファイル名
{1}:詳細情報

[意味]

ファイル出力で異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

同時に出力されているメッセージを参照して失敗した原因を取り除いてから、再度処理を実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI305: --file and property cannot be set at the same time.

[意味]

fileオプションとオペランドが同時に指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

fileオプションかオペランドのどちらかを指定して、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI306: --file or property must be set.

[意味]

fileオプションとオペランドがどちらも指定されていないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

fileオプションかオペランドのどちらかを指定して、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI307: The specified name is invalid. NAME={0}

[可変情報]

{0}:指定された操作対象

[意味]

指定された操作対象に誤りがあるため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

操作対象には、以下の値を指定できます。

  • interstage : Interstage Java EE DASサービス

  • ijna : Interstage Java EE Node Agentサービス

正しい操作対象を指定して、再度コマンドを実行してください。

INFO: ISJEE_CLI308: All Tests Passed, domain.xml is valid.

[意味]

domain.xmlの検証に成功しました。

ERROR: ISJEE_CLI309: Failed to parse domain.xml. FILE={0} ERROR={1}

[可変情報]

{0}: ファイル名
{1}: エラー情報

[意味]

domain.xmlの解析に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

エラー情報{1}に表示された詳細情報を参照して定義ファイルを修正し、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI310: Tests Failed, domain.xml is invalid. FILE={0}

[可変情報]

{0}: ファイル名

[意味]

domain.xmlの定義内容が不正なため、検証に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

直後に出力されているエラー情報を参照して定義ファイルを修正し、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI311: Invalid encoding specified, {0}. Valid encodings are: "UTF-8", "SJIS" and "EUC".

[可変情報]

{0}: 指定されたエンコーディング

[意味]

サポートされていないエンコーディングが指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下のうちいずれかのエンコーディングを指定して、再度コマンドを実施してください。

  • UTF-8

  • SJIS

  • EUC

ERROR: ISJEE_CLI312: Unable to start database. Please check log in {0}.

[可変情報]

{0}: ディレクトリ

[意味]

データベースの起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報に示されたディレクトリ配下のログにエラー情報が出力されているため、ログファイルを参照してエラーの対処を行ってください。

ERROR: ISJEE_CLI313: No matches resulted from the wildcard expression.

[意味]

指定されたオペランドにマッチする定義項目が見つかりませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定したオペランドの記載が正しいか確認し、再度操作を実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI314: Incorrect admin username and/or password.

[意味]

管理ユーザーのID、パスワードのいずれか一方または両方に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定した管理ユーザーに対し、以下を確認してください。

  • admin-realm に登録されていること(※)

  • asadmin グループに所属していること(※)

  • ID、パスワードに誤りがないこと


(※): Interstage Java EE管理コンソールの以下で確認してください。
      設定> server-config> セキュリティ> レルム> admin-realm

確認後、再度コマンドを実施してください。
上記で問題が解決しない場合は、「トラブルシューティング集」-「認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

ERROR: ISJEE_CLI315: Incorrect service admin username and/or password.

[意味]

サービス管理ユーザーのID、パスワードのいずれか一方または両方に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定したサービス管理ユーザーに対し、以下を確認してください。

  • admin-realm に登録されていること(※)

  • asadmin グループに所属していること(※)

  • ID、パスワードに誤りがないこと


(※): Interstage Java EE管理コンソールの以下で確認してください。
      設定> server-config> セキュリティ> レルム> admin-realm

確認後、再度コマンドを実施してください。
上記で問題が解決しない場合は、「トラブルシューティング集」-「認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

INFO: ISJEE_CLI316: An entry for login exists for host [{0}] and port [{1}], probably from an earlier login operation.
Do you want to overwrite this entry (y/n)?

[可変情報]

{0}: ホスト名
{1}: ポート名

[意味]

ログイン情報を保存したファイルが既に存在します。

[システムの処理]

'y'が入力された場合は、ログイン情報を保存したファイルを上書きします。
'n'が入力された場合は、処理を中断します。

[ユーザの対処]

ファイルを上書きしても良い場合は'y'を、処理を中断する場合は'n'を入力してください。

INFO: ISJEE_CLI317: Login information relevant to admin user name [{0}] for host [{1}] and admin port [{2}] stored at [{3}] successfully.
Make sure that this file remains protected. Information stored in this file will be used by asadmin commands to manage associated domain.

[可変情報]

{0}: 管理ユーザー名
{1}: ホスト名
{2}: ポート名
{3}: ファイル名

[意味]

管理ユーザーのログイン情報をファイルに保存しました。
この情報は管理ユーザーの認証に利用されるため、ファイルの管理に注意してください。

INFO: ISJEE_CLI318: Login information is not saved for host name [{0}] and port [{1}]

[可変情報]

{0}: ホスト名
{1}: ポート名

[意味]

ログイン情報の保存を行いませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

INFO: ISJEE_CLI319: Trying to authenticate for administration of server at host [{0}] and port [{1}] ...

[可変情報]

{0}: ホスト名
{1}: ポート名

[意味]

Interstage Java EE DASサービスとの認証処理を行っています。

WARNING: ISJEE_CLI320: Login information could not be read for host name [{0}] and port [{1}]

[可変情報]

{0}: ホスト名
{1}: ポート名

[意味]

ログイン情報を保存したファイルの読み込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

loginサブコマンドを実行した後で、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI321: File output error. detail={0}

[可変情報]

{0}: 詳細情報

[意味]

ファイルへの書き込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

{0}の詳細情報をもとにエラーの原因を取り除いた後、再度コマンドを実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI322: File {0} not found.

[可変情報]

{0}: ファイル名

[意味]

ファイルが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

ファイルが存在しない原因には以下が考えられます。

  • 削除された

  • 共用ディスクの参照に何らかの異常が発生している

{0}のファイルが存在するか確認し、参照可能な状態に復旧してください。復旧不可能な場合はiscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ijinitコマンドによるJava EEの運用環境の初期化に失敗した後のコマンド実行でこのメッセージが出力される場合があります。
該当する場合は初期化失敗の原因を取り除いた後、再度ijinitコマンドを実施してください。
なお、ijinitコマンド再実施時にも出力される場合がありますが、無視して構いません。
クラスタサービス連携しており、かつ共用ディスクにJava EE共通ディレクトリを作成した環境において、待機ノードでコマンドが実行された可能性があります。
該当する場合は運用ノードで再実施してください。

WARNING: ISJEE_CLI323: The service admin user's password has been changed.

[意味]

サービス管理ユーザーのパスワードが変更されました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

asadmin change-service-adminuserコマンドを実行し、サービス管理ユーザーのID、パスワードを再設定してください。
再設定後、以下のサービスを再起動してください。

  • Interstage Java EE DASサービス

  • Interstage Java EE Node Agentサービス

WARNING: ISJEE_CLI324: Operand target is deprecated.

[意味]

非推奨なオペランドが指定されました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

指定されたオペランドを無視して処理を継続しました。
対処の必要はありません。

WARNING: ISJEE_CLI325: Option {0} deprecated.

[可変情報]

{0}: オプション名

[意味]

非推奨なオプションが指定されました。

[システムの処理]

処理を継続しました。

[ユーザの対処]

指定されたオプションを無視して処理を継続しました。
対処の必要はありません。

WARNING: ISJEE_CLI326: Option {0} deprecated, use --{1} instead.

[可変情報]

{0}: 非推奨オプション名
{1}: 推奨オプション名

[意味]

非推奨なオプションが指定されました。

[システムの処理]

非推奨オプションを推奨オプションに置き換えて処理を継続しました。

[ユーザの対処]

対処の必要はありません。
ただし、非推奨オプションの代わりに推奨オプションを使用するようにしてください。

ERROR: ISJEE_CLI327: The target is invalid.

[意味]

指定したターゲットに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下を確認してください。

  • ターゲットに指定した名前が正しいか確認してください。

  • ターゲットにサーバーインスタンス名を指定するコマンドに、誤ってIJServerクラスタ名が指定されていないか確認してください。

  • ターゲットが起動しているか確認してください。

ERROR: ISJEE_CLI328: The ConnectorConnectionPool name {0} does not exist.Please give a valid pool name.

[可変情報]

{0}: コネクタ接続プールのプール名

[意味]

存在しないコネクタ接続プールのプール名が指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

正しいコネクタ接続プールのプール名を指定して再度処理を実行してください。

ERROR: ISJEE_CLI329: Invalid JVM options are detected. Initial JVM options also must be specified. OPTIONS={0}

[可変情報]

{0}: オプション指定値

[意味]

不正なJVMオプションが指定されています。デフォルトで定義されているJVMオプションも指定する必要があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

asadmin getコマンドを実行して、定義済みのJVMオプションも指定してください。
デフォルトで定義されているJVMオプションは、デフォルト設定(default-config)のJVMオプションの定義項目で確認してください。

WARNING: ISJEE_CLI330: Simple login information could not be read for host name [{0}] and port [{1}].

[可変情報]

{0}: ホスト名

{1}: ポート名

[意味]

簡易認証の情報を保存したファイルの読み込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の確認をおこなってください。

  • ファイル「.osrealm_user_passfile」が存在しないか確認してください。

  • ファイル「.osrealm_user_passfile」にアクセス権限があるか確認してください。

「.osrealm_user_passfile」の格納先

[Java EE共通ディレクトリ]\.osrealm_user_passfile

[Java EE共通ディレクトリ]/.osrealm_user_passfile

WARNING: ISJEE_CLI331: The IP address for host name [{0}] could not be determined.

[可変情報]

{0}: ホスト名

[意味]

ホストの IP アドレスが判定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の確認をおこなってください。

  • 指定したホストに誤りがないか確認してください。

  • ネットワーク環境に異常がないか確認してください。

ERROR: ISJEE_CLI332: The service admin user is null.

[意味]

サービス管理ユーザーが設定されていないため、表示できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

asadmin change-service-adminuserコマンドを利用して、サービス管理ユーザーを設定してください。
なお、Java EE運用環境で利用する認証レルムにOSレルムを選択している場合、サービス管理ユーザーの設定は不要です。