ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

8.2.20 MQDCONNECTQEX (複数のメッセージキューに接続する)

機能説明

当該アプリケーションを複数のメッセージキューに接続します。

記述形式

CALL  "MQDCONNECTQEX" USING  MQDシステム情報アドレス格納域名, メッセージキュー名一覧域名, 個数格納域名, エラーメッセージキュー番号格納域名, 復帰情報域名, メッセージキューグループアドレス格納域名, 復帰値格納域名

パラメタ

MQDシステム情報アドレス格納域: POINTER

MQDCONNECTプログラムから通知されたMQDシステム情報アドレスをそのまま指定します。

メッセージキュー名一覧域

接続するメッセージキュー名の一覧を設定します。メッセージキュー名は、メッセージキューを作成したときに指定したメッセージキューの名前です。個数格納域で指定した分の領域を用意する必要があります。メッセージキュー名一覧の詳細については、“8.2.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。

個数格納域: PIC 9(9) COMP-5

接続するメッセージキューの個数を指定します。

エラーメッセージキュー番号格納域: PIC S9(9) COMP-5

異常が発生したメッセージキューの番号が通知されます。番号は、メッセージキュー名一覧の出現番号で、以下のように通知されます。

正数:異常が発生したメッセージキューの出現番号(先頭は1)
-1 :メッセージキューに関係なく異常復帰した場合

復帰情報域

例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

エラーメッセージキュー番号格納域に“-1”を通知するエラー詳細コード

16 (SYNTAX)
18 (NOSYSTEM)
21 (INVALIDAPI)

エラーメッセージキュー番号格納域に正数を通知するエラー詳細コード

49 (OPENQUEOVER)
66 (NOQUE)
75 (QUEUSE)
113 (QNAME)

エラーメッセージキュー番号格納域に正数、または、“-1”を通知するエラー詳細コード

19 (NOCONNECT)
33 (NOMEMORY)
36 (PROCESSOVER)

メッセージキューグループアドレス格納域: POINTER

メッセージキューグループのアドレスが通知されます。メッセージキューグループは、メッセージキュー名一覧で指定した複数のメッセージキューを管理するものです。メッセージキューグループのアドレスは、後述のMQDDISCONNECTQEX、MQDGETMSGEX、MQDPEEKMSGEX、MQDSEEKMSGEXの各プログラムの入力パラメタとして使用します。

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

本プログラムの処理結果が、復帰値格納域と特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

正常時:0
異常時: -1

注意事項