プロパティ | 構成情報 | 設定値 | 省略値 | コマンドでの設定 | |
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imqbrokerd | imqcmd | ||||
imq.<serviceName>.max_threads (注1)(注2) | 指定された接続サービスのスレッドプールに保持するスレッドの最大数を指定します。 (注3) | 整数値 | jms: | ○ | △ (注4) |
imq.<serviceName>.min_threads (注1)(注2) | 指定された接続サービスのスレッドプールに保持するスレッドの最小数を指定します。 | 整数値 | jms: | ○ | △ (注5) |
imq.<serviceName>.threadpool_model (注1) | スレッドプール管理のスレッドモデルを指定します。
|
| dedicated | ○ | × |
imq.<serviceName>.tcp.port (注1)(注6) | 指定された接続サービスのポート番号を指定します。 | 整数値 | 0 (注7) | ○ | △ (注8) |
○:設定可能 △:別名で設定可能 ×:設定不可
serviceNameには、接続サービスを表す以下の値を指定します。
admin
jms
接続サービスの詳細については、「2.19.4 接続サービス」を参照してください。
max_threadsに設定する値は、min_threadsに設定する値以上の値を設定してください。
以下の式で見積もって設定してください。
threadpool_modelがdedicatedの場合
[serviceNameがjmsの場合]
( (1) + (2) + (3) + (4) + (5) ) × 2 以上
IJServerクラスタが複数ある場合は、IJServerクラスタごとの合計数です。
IJServerクラスタが複数ある場合は、IJServerクラスタごとの合計数です。
JMS接続ファクトリが複数存在する場合は、JMS接続ファクトリごとに算出した数の合計数です。
JMS接続ファクトリが複数存在する場合は、JMS接続ファクトリごとに算出した数の合計数です。
上図の環境の場合、以下のように見積もってください。
なお、JavaSE スタンドアロンの場合は、上図の「ACC」を「JavaSE スタンドアロンアプリケーション」に読み替えて見積もってください。
(1) | [IJServerクラスタA] サーバーインスタンス数:3 |
(2) | [IJServerクラスタA] Message-driven Beanアプリケーション数:2 |
(3) | [JMS接続ファクトリQueueCF] 最大プールサイズ:32 |
(4) | [JMS接続ファクトリQueueCF] 最大プールサイズ:32 |
(5) | [JMS接続ファクトリQueueCF]参照するアプリケーションクライアントコンテナ数:1 |
上記の表より、imq.jms.max_threadsに設定する値は、以下の値となります。
( (1) + (2) + (3) + (4) + (5) ) × 2 = ( 5 + 8 + 128 + 80 + 4 ) × 2 = 450 以上
[serviceNameがadminの場合]
( (1) + (2) ) × 2 以上
(1) メッセージブローカを参照するサーバーインスタンス数
(2) imqcmdコマンドの実行多重度
threadpool_modelがsharedの場合
メッセージブローカ上で利用制限したいスレッドの最大数をadminサービス、jmsサービスごとに設定してください。
imqcmdで設定する場合は、「-o maxThreads=設定値」を指定してください。
imqcmdで設定する場合は、「-o minThreads=設定値」を指定してください。
adminサービスとjmsサービスに設定するポート番号は、それぞれ別のポート番号を指定してください。
メッセージブローカ起動時に利用可能なポートを使用します。
imqcmdで設定する場合は、「-o port=設定値」を指定してください。